＜ヴィパッサナー回顧録　人生掘り下げの旅へ・・・ 願い、希望を抱く時の注意点＞

知っている人は知っている、
知らない人は全く知らない
ヴィパッサナー瞑想。

京都の奥深くで、
10日間の合宿コースがあるのを
ご存知ですか？
(ちなみに千葉にもあります。
世界中を見ると200を超えるセンターがあります）

そこで得た全ての人にとって大切なコト、

それは

あなたが何かを望み、願い、
行動する時に関わります。

あなたは、何かを望む時、
願う時、
それを実現したい時、
どんな風に願いますか？

ちょっと分かり難いでしょうか。

願う時、望む時、
私たちは望む現実を
例えば、木々に実がなることと想定しましょう
（文字は読んで字のごとくですね。
実が現る＝実現ですから）

あなたは、自分が望む実を得るために
種を蒔きます。

この種を蒔く時、
どれだけ細心の注意を払うか、
これは、とてもとっても重要なことです。

なって欲しい実が出来る
種を選別しなければいけないからです。

あなたが、リンゴを収穫したいとします。

そして、あなたは（なぜか）
マンゴーの種を選び、蒔きます。

地中で種が育つ過程で、
あなたは、その前に座り
こう唱え始めます。

「神様！どうかリンゴが沢山
実りますように！」

そして、残念なことに、
結果的にはリンゴは実りません。
出てきたのはマンゴーでした。

これは、
現実社会で沢山の人が経験しています。

非常に残念なことです。

願い、望む時、
何を得たいのか、
その為には、どの種を選んで
蒔かねばならないのか。
それを見極めることが
とても大事なのです。

これは　そもそも論になりますが、
そもそも何を願うのか、
何を望むのか、
そこがハッキリしていなければ
種の選別が出来ないということ。

この種は
あなたがどう生きたいか、
どうありたいか、
何をしたいのか、
どこへ辿り着きたいのか、

これらを表しています。

現代は「極端に偏った」実であることが、
幸せの主流のような気がします。

「豊かさが手に入れば、きっと幸せだ」

「お金さえあれば、安心だ」

「好きなことだけ出来たら毎日が天国だ」

豊かさ、お金などは、
実（じつ）は
実（み）ではありません。

実がなる過程の副産物、

私はそう思っています。

お金、豊かさの実がなる種がある。

そう思っていること自体が
間違った種を選んでしまう、
その最たる理由じゃないでしょうか。

あなたにとっての「実」とは、
何でしょう？

あなたが咲かせ、実らせたい夢は
なんですか？

その木を育てていることが、
あなたの心の肥やしになります。

心の肥やし＝幸せです。

それが仕事であるとは限りません。

私たちはまず、
種選びから
慎重にする必要があります。

マンゴーの木は、
決してリンゴの実をつけないからです。

あなたの種選びが
順調に進みますよう、
お祈りしています。

自分軸コンサルタント
中島　みき