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【うつ病日記】人間は孤独な生き物 - それでも孤独と向き合わなければならない理由

読者の皆様は、1人の時間は好きですか?
1人でいることを楽しめますか?
それとも1人でいることを孤独だと感じますか?

この記事の目的

この記事は、より多くの人が自分と向き合えるよう、そして1人でいること、孤独が怖いと思う人に届ける記事です。

2022年、私は長年重いうつ病を患っていたこと、そして境界性パーソナリティー障害であるとドイツの病院で診断されました。

幸い、医療先進国のドイツにいたことにより、メンタルヘルスに対する理解もすでに広く、保険制度のおかげで無料で治療を受けることができました。

完治したわけではありませんし、心の病はそう簡単に治りません。

ただ、日本はまだ精神病に対しての偏見が多く、多くの人が知らず知らず苦しんでいると思います。

この記事はもともと2020年、24歳の私が書いた記事でした。当時の苦しみを今客観的に見て、より他の人にとって有効な情報であるよう書き換えました。

より多くの人が身体も心も健康でいること。
心の負担が少しでも減る手伝いをできたら嬉しいと思います。

【体験談】孤独を避けていた日々

大学や職場に通い、夜には毎日誰かと遊んで、予定がなくてもなんとか誰かを誘ってスケジュールを埋めていく、、、

私はこんな日々を過ごしていました。
そしてこんな日々に満足していました。

外交的な性格で、友達も家族も人間がとにかく大好きで新しい出会いも躊躇なく受け入れることができます。人と会うことは紛れもなく、私にとって幸せな時間であり、これは過去を振り返っても、そして今後もきっとずっと楽しいと思える時間なんだと思います。

ただ、その一方で人間は孤独な生き物なのだ。
みんな死ぬときは1人であり、自分のことは自分しかわからない。
そして自分の人生を他人に預けることもできなければ、自分の人生を他人のために生きることもできないのです。

結局は自分でしか解決できないことにいつか人間は必ず直面します。

それが怖くて、私はいつでも人と共に過ごしていました。
なるべく1人の時間を避けるために。
孤独を感じず、問題に直面しなくて済みように。

私はいつか自分が自分に向き合わなければならないことを心底わかっていたのです。そして結局は人間孤独に自分と向き合わなければならないこともなんとなくわかっていました。

そのはずなのに今までは1人で自立することが全くできず、他人に依存して孤独から必死に逃げてきてきたのも事実なんです。

「1人=孤独」

「1人=孤独」
これが歪んだ価値観だったと気づいたのは実はつい最近なのです。

1人でいることが楽だという人の思考が本当に理解できなかったのです。どれほど、自分が努力して「自立」「1人の時間」を過ごそうとしても、私は1人でいることが怖く、1人の時間をやはり孤独だと感じてしまっていたのです。

自責の文化に惑わせられないで

人生の半分以上をドイツで過ごしていた私は、他の一般的な日本人よりも少し気が強く、自己主張も激しい性格です。

ただ、日本の「自責」の文化は、個人的にすごく好きだったのです。これこそ、日本人の素晴らしい謙虚さの源なのではと思っていました。

欧州、特にドイツではすぐに文句を言い、他責にしがちなんです。
そして私も長年、他責にすることが本当に多かったのです。

ただ、日本に帰国し、この自責の大切さを知りました。

日本にはきっとこの自責の文化が浸透しているからこそ、謙虚だけでなく、成長する方も多くいるのではないか。」

そう考えていました。

ただ、私の場合は「どんなことでも他責にせず、自責にしよう」と自責の概念を過剰に意識するあまり、自責の念を履き違えて自己否定に至りました。

そして、なんでも自責にしていると、やはり自分ではどうにもできない場面にどうしても合います。そういう時は表の心では自責にしていても、実際心の奥底では無意識に他責にしていた部分もありました。

自立しなきゃ→1人で過ごしてみる→居心地が悪くスケジュールをやっぱり埋める→頼らず、自立しなきゃ→….

この悪循環の繰り返しに私は陥っていました。
そして、どこかで、「友達が会いたがっているから」「この会は絶対参加しないといけないから」

また、会を逃してはならないという焦りも入り、「あいつがいなければ断れた」「あの人がいなければ私はもっと自由に選択できたんだけどな」とか、そうやって自責がまた他責になり、いつの間にか何が何だかよくわからなくなっていました。

1人だと意味のない悩みを作り出し虚しくなるし、普段みんなといるときはエネルギーが余るほどポジティブなのに、1人の時だけは死ぬほど弱い。

こんな自分が嫌で嫌でしょうがなかったです。

うつ病とパーソナリティー障害について

うつ病についての認識がどれほど日本で広まっているかわかりません。

私はドイツの病院で学んだ、うつ病の症状については朝起きれない、気分の波がある、憂鬱な気分、寝れない、食べれない、暴飲暴食、自殺願望や死への憧れなどなどが挙げられます。

ただ、もちろんこれだけではなく、本当に人それぞれに症状が違いますので、もしその疑いがあるという方は専門家や医者に診てもらってください。私は、あくまでドイツでの経験をきっかけに、多くの人に気づきを与えることができることを願って書いていますので、プロでも専門家でもありません。

では境界性パーソナリティー障害も、心理学的にはかなり個人差があるらしく、診断が難しいようです。私は2ヶ月半にわたる入院でやっと下された診断なので、信じていますが、育つ環境、現在生きている環境などいろいろな外的要素によって障害の表れが変わってくるそうです。

私個人の症状で言いますと、
・見捨てられる不安
・不安定な人間関係(初めましての人でもすぐに信用して、簡単に非常に個人的なことを打ち明けてしまったり、恋愛関係が複雑だったり、衝動的だったり)
・感情をコントロールできなかったり、もしくは長期間に渡り自分に何かが欠けている(空虚感)と感じてしまう
などなどが挙げられます。

ネットにも多くの情報がありますが、もし自分が生きづらいと感じた場合、もしくは自殺願望、自傷行為を行なっているという場合は、ぜひ専門家に診てもらってください。

周りの目が気になる気持ちもわかりますが、周りの評価から得た地位よりも自分の命・人生の方が大切です。

自責にしてもどうにもならない時もあります。
そういう時はぜひ助けを呼んでみてください。

なぜ有料記事に?

ここからは有料となります、なぜ有料にしたかと言いますと、私にとっても本当に大きな財産となった情報を軽く受け止めて欲しくないという思いがあるからです。

2ヶ月半毎日、ドイツの精神病院で治療を受け、学び、得たスキルや知恵なので、本当に必要だと思う方はぜひ買って進んでください。

そして、お金がないという方に、返金可能のチェックを設定しました。
本当に必要だという方は一度購入し、返金していただいても構いません。

より多くの必要な方に届けることがメインの目的ですので、本当に必要な方はぜひ購入して読み進めてください。

【概要】ドイツの精神病院で学んだ方法について

気になる方に、有料の概要もこちらに記しておきます。

・具体的にどういう治療をドイツで受けたのか
・【スキル】1人でいるための練習方法
・【スキル】思考が溢れて圧倒されたときに思考を停止させる方法
・【スキル】自分の歪んだ価値観を変える方法

ただし、これらはあくまで私が有効的だと思った方法であり、これらのスキルは日常生活において、少しでも楽になるため、または病院のウェイティングリストがあまりにも長く、それを繋ぐための手段なのです。

上記にて記入しました通り、私は専門家ではありませんので、医学的効果の保証は致しかねます。本当に治療したいという方は、専門家に診てもらってください!

私はたまたま恵まれ、ドイツ語を母語として話せるからこそ、素晴らしい治療に出会えることができました。どれほど、ドイツと日本の医療に共通点があるかわかりませんが、きっと日本でもまた違った治療法があるのだと思います。

ちょっと楽になりたいという気持ちがある方でも、少しでも役に立てたら嬉しいです。

そして記入しました通り、もしお金がないという場合は返金していただいても構いませんので、必要な方はぜひ読み進めてみてください。

※自殺や自傷行為などについての言及があります。
トリガーとなってしまう方はここでやめることをお勧めします。

ドイツの精神病院で学んだ方法について公開

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