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エンディングノートの講座の事前の話し合い

8月末に行うエンディングノート講座の事前の話し合いのために、施設の方の所へ行ってきました。話し合いはスムーズに進み、問題なく8月下旬にエンディングノートの講座を行えることになりました。

【対象】
地域住民(半径1km程度の方にチラシを配る)

毎週水曜日に様々なイベントや講座をやっているそうです。「ちらし寿司パーティ」、「ちぎり絵」、「新NISAについて」、「マッサージ企画」など、色々なイベントや講座をやっており、「エンディングノートの講座」も、毎週水曜日にやっている講座に、今回入れてもらえることになりました。
 月初めに、イベントや講座のをチラシを作り、それを各家庭に施設の方がポスティングすると言うものです。送迎などは行っていないので、歩いて来れる人がメインターゲットです。とても人気のものだと10人近く集まり、人気のないものだと誰も来ないと言うこともあるようです。。。
 エンディングのノートの講座に、どのぐらいの人が集まってくれるでしょうか。ドキドキです。

【講座の概要】
2時間程度の講座になりました。
初めの10分程度で自己紹介とエンディングノートについての説明を行います。
残りの時間で、私が用意したエンディングノートに、個人が記載をしてもらうと言う方式です。分からない箇所、書くのに困った場所があった場合は、聞いてもらうと言う方法です。


講座の内容を一部抜粋

エンディングノートは、法的効力はありません。例えば、「財産はすべて介護をしてくれた妻へ渡したい。」と希望を書いたとしても、それは叶わないことも多いでしょう。なぜなら今の法律では、妻と子ども2人がいた場合、財産の1/2は妻、残りの1/4づつ子どもへ相続させるよう、法律で決まっています。相続の希望がある場合は遺言状の作成が必要となります。(法律が変わり、条件が整えば「寄与分」として多くもらえることもあるようですが、かなり認められにくい状況のようです。)

今回、エンディングノート講座を行わさせていただく地域はかなりの田舎で、資産や土地を持っている高齢者がいるそうです。そのため、今回の事前話し合いで、相続税や介護の問題が話題に上がり、盛り上がりました。
そして「絶対、エンディングノートは必要だと思うの。」と力強い言葉をいただきました。

その施設のスタッフ方は、「生前贈与は絶対した方が良い。」と仰っていました。資産がある方が亡くなると、かなり相続税が取られること、メインに介護していた人にたくさん相続させたくてもそのようなことは認められにくいことが挙げられます。

まだ、先と思っているかもしれませんが、家族が病気になると「死」と言うものが現実味を帯びてしまい、逆に話題に挙げにくなってしまいます。落ち着いた状態で笑って話せる今だからこそ、「もしも」の時のこと、一度、話し合ってみてはいかがでしょうか。

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