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私がやってみたい自然栽培

私がやってみたい自然栽培は、「伝統品種や固定品種」を用い「水田」と「空間を階層的に利用した農業」になります。

【なぜ、伝統品種や固定品種か】
伝統品種や固定品種は、その後に作られた品種とは成立環境が異なっています。
現在の品種の開発方法では、化学肥料を与えた環境で品種が開発されています。その環境では、植物は微生物に頼ることなく栄養を得ることが出来るため微生物との共生関係が不十分な品種でも成立してしまいます。(もちろん、そのような環境でも共生関係を失っていない品種も多いですが、差別化の点でも課題になります。)
対して、伝統品種や固定品種は化学肥料の有効性などが伝わる前に作られた品種になります。場合によっては養分が不十分な状態で選別が繰り返されてきたかもしれません。そのため、微生物との共生は死活問題であり、微生物との共生関係を保つことが出来ます。作物と微生物の共生関係が成立していると土の中の有機物量が増え、土の生物活性が向上します。自然栽培に使いやすい品種と言えます。

【水田】
特に理由はありません、「作ってみたい」のです。
敢えて後付けの理由を作るとすれば、水田は自然栽培が行いやすい農法です。

【空間を階層的に利用した農業】
手作業が多すぎるという経済性の面で、日本では成立していない方法だと想像していますが、それでも、これは抜かすことが出来ません。これが最も土を保全することが出来る方法だからです。
日本で行うのであれば、このような形で可能ではないかと考えています。
 高木 :ブナ・ギンナン
 亜高木:リンゴ・ナシ・カキ・梅
 低木:ブドウ・キウイ・イチジク・キンカン
 穀物:陸稲や稲、アワ・ヒエ・エゴマ、豆類、綿花・麻など
 牧草・ハーブ類:調査中。。。
ここにヤギ・鶏・チャボや、場合によっては牛を組み合わせる形での農業を模索することが出来たら楽しいのではないかと考えています。

もっとも、こんなことが国内で可能であれば、すでに誰かが実践しているはずであり。。。何らかの障壁があることは確かなようです。ただ、絵空事で終わらせるのも、あまりに夢が無いので、せめてこれが出来るような裏庭を持てたら。。。と妄想しています。

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