台北パラレルワールド、夜中の卓球
1週間近く、台湾に行っていた。帰ってきて1週間、ずっと飛行機に乗ってるみたいに、どこにも所在してないような、時間がなくなってしまったような、ふわふわした気持ちで過ごしている。
台湾にいるときも、なんだかふわふわしていた。夢の中を歩いているみたいな時間だった。
旅のことは別のかたちで出す予定なのだけど、ひとつだけ、昨日みた夢の話くらい、ふんわりした話を。
台南から台北に移動した夜、ふらりと入ったお店で「MIDNIGHT PING PONG」というCDを見つけた。ジャケットにもタイトルにも惹かれるものがあったから、どんな音楽だろう?とSpotifyで調べたけど、そのCDはヒットしなかった。
代わりに、誰かの作成した「Midnight Ping Pong🏓」というプレイリストがヒットした。
そのプレイリストが、もう、パラレルワールドの私が作ったんじゃないかってくらい、どんぴしゃで好きなムードの曲ばかり入っていて、それからずっと聴いている。
このプレイリストが、まどろみを濃縮させたみたいなムードだから、帰ってきてからも地に足が着かない感じなのかも。
このプレイリストで初めて知って、くらくらするくらい好きだと思った曲があった。彼がこのプレイリストを部屋で流していて、そうとは知らず「この曲すごくすき」と言ったら「これMidnight Ping Pongプレイリストの曲だよ」とiphoneを見せてくれた。
タイトルは“First Love Never Die”。
むせ返りそうなほど、ドリーミーが溢れている。こういう音楽、大好き。
そういえば最終日、台北駅でこんなボードにも出会った。巨大なPing Pong。やっぱりパラレルワールドの私が、現世界の私に、何かしらのメッセージを送っているのかもしれない。
夜中に卓球しなさいってことかな。
もしかしたらMidnight Ping Pongパーティーなるものが、夜な夜などこかで開かれているのかもしれない。
そんな情報があったら教えてください。
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