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【同棲・親への挨拶】をめぐる50歳彼氏との攻防戦


結婚について真面目に考え出すと、

プロポーズ
親への挨拶
引越し
同棲
指輪
婚姻届

etc….と、

「スタンプラリーかな?」ってくらいやることありますよねー。
そんで、お互いの息がそろってないと「ムキーッ」ってなりますよねー。

これは、
そんな同棲や親への挨拶をめぐる
50歳彼氏と36歳彼女の争いの歴史である…。


▼2人の「なれそめ話」はこちら!



■確実に歩みを進めたい彼女と、マイペースすぎる彼氏


・スタートはかっこよかったのにw


「なれそめ話」を書くときには、まだ自信がなくて書けなかったのですが、
去年の12月、付き合うことになった夜、こんなことがありました。

私は結婚願望があるのですが、
パートナーのパルル君は割と離婚ホヤホヤで、初婚も遅かったので、
この人、結婚する気なさそうだなーー」と思ってました。

それでも、好きだから付き合ったけど、
でも、本当は私、結婚したい。
パルル君はどう思ってるのか気になるけど、いきなりそんなこと聞くの怖い。
でも、意を決して聞いたのです。

みけ「私は、付き合うだけじゃなくて、この先、結婚できたらいいなと思ってるよ。パルル君は?」

パル「え、自分も結婚できたらいいなーと思うよ」

みけ「…!!そーなんだ!!意外!!!笑 
え、じゃあ、えーっと、
結婚を前提としたお付き合いということで、ひとつよろしくお願いします」

パル「・・・面倒みます(キッパリ)」

みけ「え・・・!? 
何そのパワーワード! 
令和っぽくないけどめっちゃかっこいい!男らしい!!
好き!!!(頭わいてる)」

パル「かっこいいでしょー、ふふふ」


さすが50歳。
なんて、大人っぽくて男らしくて頼りになるんでしょう…!

そんなふうに考えていた時期が、かつて私にもありました。


・予定を差し押さえさせない男


私は気分屋ではあるけど、
予定はさっさと決めて、スケジュールに入力して、
都合が悪くなったら後で調整すればいいというタイプです。


それに対して、パルル君は仕事以外の予定をなかなか決めません。
予定を決めるモードの精神状態になってること自体がとても稀です。(この50歳、マジめんどくせえ

でも、「この予定はもう実行しないのかなー」と思い出した頃に、
当日にいきなり動き出したりします・・・。


同棲したい!結婚したい!」と付き合った当初から言い続けている私ですが、

付き合って2ヶ月くらいの2月ごろ、
パルル君が、家(自宅兼事務所)の不用品を大量に捨てました。
私が同棲して荷物を運び込むスペースを確保するためです。

「ついにきた!やるときはやってくれるのね!」と思っていたら、
そこから一切動かない・・・。

「同棲しようよー」と言っても、
否定はしないけど、気のない返事。

やっぱ同棲する気がないのかなーと思ってたら、
さらに付き合って4ヶ月の4月頃、

突然、私がPC作業をする用のデスクを買ってくれていました。

「きゃー!ありがとうー!!❤️」と抱きつきにいくと、
「ちげーし、自分用だし」とごまかして逃げるパルル君。


そこは甘いムードを作れや!! 
サプライズを演出しろや!!


しかも、液晶タブレットを置くにはデスクの奥行きが狭い!🤣
先にサイズを聞いてくれーーー。


そんな感じで、数ヶ月ごとに突然動き出すので、
まじで動きがよめません。笑
もっと相談させろ。



■親への挨拶、そんなに嫌なんかーい!


・感覚が謎すぎるw



「同棲するよ! もう、ここに住み込んでいい?」と聞くと
明確なOKが出るようになったので、
「じゃあ、私は実家暮らしだから、一度うちの親に挨拶に来て
と言うと、突然動きがにぶくなるパルル君。

パルル君の家族は九州にいて気軽に会えないし、
自分はもう独立してると言ってるので、
パルル家への挨拶はずっと後でもいいのかなーと思ってたのですが、

頑なに、
「じゃあ、まず最初に姉に電話で報告しないと」と言い張るパルル君。

なんで親じゃなくて、姉??笑

よくわからないけど、そこはパルル君にとって必須な様子。

「まぁ、それが必要なら、さっさとお姉さんに電話してよ」と言ったら、
翌日の夜にはしてくれました。

ついに家族公認!!
これは大きな一歩!!

「じゃあ、もうお姉さんに確認はとれたからOKってことで、
うちにくる日程を来週の日にちから候補日出してね❤️」

と言うも、

一向に候補日を出してこない。

電話で催促すると。

「挨拶に行くのがとにかく怖い。
バンジージャンプを飛ぶタイミングは、せめて自分で決めたい

の一点張り。

どーゆーことやねん😂


なにが怖いのか理解しようとして、

「なにがそんなに怖いの? 
どうなったら安心? 
喋りたくないなら私が全部喋るから、その場にいてくれさえすればいいよ
と言っても、

はっきりした理由はなくて、とにかくなんか怖いらしい。笑
このパターン多すぎぃ。

(前の嫁は外国人だったから、親に挨拶に行く必要はなかったらしい)


私が
「普通だったら、結婚して、もし子供ができたらその分も稼がなきゃとか、
同棲したらこれまでのペースが乱れるとか、
将来のほうが不安じゃない?
挨拶なんてただの儀式じゃん
と言っても、

挨拶だけが怖い。他は何も怖くない」らしいw

な ん で だ よ。

自分と感覚が違いすぎる🤣


現在の私は、まだ「もしかしたら妊娠してるかも問題」も抱えているので、


「でも、もしも妊娠してたら、すぐに挨拶にきてよ」と言ったら、
「それはもちろん行く」らしい。

じゃあ、即来いやーーーーwww


・「変えられないこと」に対して、自分がどうしたいか考える



これまでも、
「お願いしたけどやってくれないなー」と思っても、
パルル君自身の独自のタイミングで動いてくれたから、
そのうち動いてくれるんだろうけど、

私はとにかく「スケジュールを差し押さえたいタイプ」だからモヤモヤする。


でも、話を聞いて、パルル君の
親に挨拶にいくなら、自分でタイミングを決めたい
という部分は変わらないと思ったから、
あとは私自身の選択になる。


私の選択肢は、下記の3つ

①パルル君との関係・同棲を諦める
(現時点では、私の望みじゃない)

②親への挨拶に来させずに同棲スタート
(自分が今実家暮らししてるから、うやむやなままスタートさせるのは嫌。
結婚も考えてるから挨拶に来てもらって親にも安心してほしい)

③彼の気分が乗るのを、せっつきながら待つ
(今のところ、やっぱりこれかなー)


モヤモヤしたけど、
自分自身でできることを考えて、それ以外は諦めて、
その日の電話は終了しました。



■「やっぱり好きじゃないんじゃん!!」メンヘラ魂暴発


・愛をください wow wow


次の日の夜、音楽番組で
良い感じの失恋ソングを聴いていたら、
急にめちゃくちゃ切なくなってきました。

Omoinotakeさんの「幾億光年」。歌詞もメロディーも歌声も素敵✨


HSP気質で、感受性の暴走機関車な私は、
音楽を聴くことで自分の中の眠れるメンヘラを起こしてしまったのです。


自分は、これまでいろんな人と付き合ったけど、
同棲・結婚までいかなくて、
自分には、彼氏にそれを決意させる「何かが欠けてる」んだって気持ちがずっとあります。

「またダメなの? もう頑張れない」という気持ちがわいてきて、
涙がドバドバ流れてきました。

何をそんなに頑張ってるの?と自分自身に聞いてみたら、

「愛されないのが嫌。愛されたい。とにかく安心したい
という気持ちが出てきました。



・そもそも論点がずれている


この後、少し落ち着いてパルル君と電話で話したのですが、

まぁ、同棲を先に開始して、親への挨拶は後でもいいか」という結論に落ち着きました。(あっさり)

「荷物運び込んでいいの?」と言ったら、
「いいよーー」と言ってました。


パルル君は、
「同棲はOK。挨拶はまだ気乗りしない」と言ってるので、
そもそも、私の「愛されたい、愛してくれない」というのは、あんまり関係ないんですよね。笑

あと、付き合った人と同棲・結婚までいかなかったといっても、
そもそも、自分から別れを告げたパターンもけっこうあるんですw

結婚詐欺やひどい裏切りにあったわけでもなく、
みんな付き合ってるときは、私のことをそれなりに好きでいてくれてたと思います。


じゃあ、なんでこじつけるように
いろんな悲しい記憶を呼び戻して、
絶望に打ちひしがれるような一人小芝居をしてしまうのか・・・w


アドラー心理学では、人は、
現在の<目的>を達成するために、過去の記憶や感情を持ち出す」と言ってます。

この場合の私の「目的」ってなんだったんだろう?って考えると、

人を信頼したくない。愛されてると思いたくない
かな、と思いました。


愛されてるかどうかとか、あんまり関係ない話なのに、

すぐさま「過去の傷」みたいなのを持ち出して、
「他の元カレみたいに、パルル君も私のこと選ぶ気はないんでしょう」
って、ふてくされてる。


拾われた子猫が、
人間から餌をもらいながら「シャーーー!!」って毛を逆立ててる感じです。笑

やんのかステップみけさん。



最近の自分のテーマのひとつは、
人を信頼する」ことですが、

信頼なんてしてたまるか! 痛い目にあうかもしれないのに!!
って抵抗してる自分が、いまだにいることに気づきました。


あと、自分の思い通りじゃないと、愛されてるって思いたくないんですねw


いつも美味しいご飯作ってもらったり、
毎晩電話で何時間も話したり、
重たいカメラ持ち運んでもらって写真撮ってもらったり、
当たり前のようにおごってもらったりしてるのに。

「私の思い通りの愛し方してくれないなら、
そんなんじゃ、愛じゃありませーーーん!」
ってひねくれてる。笑


人を信頼できるかどうかに、過去は関係ない。

今、自分がどうしたいか、それだけ。

なんですよねー。


まず信頼してないと、
「ああ言ってはいたけど、本心じゃないかもしれない。また変わっちゃうかもしれない」とか思って、

親に伝えるとか、
荷物をまとめるとか、
引越し作業のために仕事を整理するとか、

そういった小さなステップも踏めない。

まず、自分から人を信頼するのが大事



・・・ここまで書いて、まだ、「やっぱり怖い」と思っている自分がいることに気づきました。

でも、怖いまま、信じてみる。

自分ができることを行動に移していく。


ちなみに、この記事を書いているのも、一つの「怖いままチャレンジ」です。

パルル君とのことを書く時は、
「こんなこと書いても、将来、関係性がどうなるかわからないんだよね」って不安が、いつも小さくある。

でも、怖いまま、書きたいから書いています。



・・・あーーー、
荷物まとめるのめんどくさっ!!!!!

(いろいろ言い訳したけど、これが一番の本音かもしれない😂)


怖いまま、めんどくさいまま、荷物をまとめていきたい所存です。


本日もお読みいただきありがとうございました❤️

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「最近、noteで過去の写真使いまわしててダセーから、新しい写真撮ってやる」と言ってたパルル君。愛ですね



みけ みわ子

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