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会社勤務以外でどうやったら稼げるか?を考え続けている
公務員の父と内職でその家計を支える母の元で育った。昭和時代の典型的な核家族と言える。
公務員として毎月の給料をもらい、その中から家計のやりくりで消費財を買っていた母。そんな両親をずっと見てきた。会社勤めをし、給料をもらうのが当たり前だった。
みけ子が社会に出た当時はとても景気が良くなりつつあった時代で、仕事は割合選び放題。だけど女性だから結婚したら家庭に入るのは割と普通だと考えられていた時代だった。
みけ子も学校を卒業してごく普通に就職はしたが、イヤな事があると直ぐに諦めて(笑)転職を考える方だったので仕事が長続きした試しがない。
だけど常に頭の中にあった事、それは
会社勤めじゃなくて、
自分でお金を稼ぐ方法はないか?
という事。いつ頃からこんな風に考えていたのかは、良く分からないが、恐らく20代後半頃だったと思う。
漠然と自分が作ったモノが売れないか、どこかに納品して売ってもらえないかと考えていた。実際にそう言った雑貨屋さんへ掛け合ってみた事もあった気がするが、実現はしなかった。
手作り市やマルシェのようなものにも出店してみた。しかしそういった所でも、手作りの品はそんなに売れるものではない。売り手と買い手が直に接するそういう場所では、かなり大幅に値切られたりもする。買う方は「素人の手作りだから安いだろう」と思っているし、作り手は逆に「丹精して作ったものだから安くしたくない」と思っている。その意識の差はかなり大きい。
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手作り市は買い手の方と直に接して、反応が見られるから作り手としてもとても勉強になる。だけど作った品物がちゃんと商業ベースに乗るかというと、それが一朝一夕には行かないのだ。
ネットで自分の選んだ品物を販売する。それもずっと以前から思い描いていたことだ。ひとまず今年2月からネットショップをオープンはさせたが、無名のみけ子がオープンさせたショップがそんなに評判になる訳もない。それが手作りともなればもっと販売は難しいだろう。
どこかに勤めるのではなく、自分でお金を稼ぐこと。今はまだパート勤めも辞められていないし、今後不動産の賃貸業や民泊清掃もどうなって行くか。そんな現状の中、今度ちょっとしたリアルな手作り市に出店することになった。友だちが出店するお店に便乗させてもらうことになったのだ。
現在、その手作り市に出品する品物を準備している最中である。わずかな点数である。だけど何年かぶりで直に手作り品の販売をする。かなりドキドキである。どの程度の人が集まる場所なのかもよく分からない初めて行く場所だ。だから週末に「ちょっと少数の手作り品を持って来てみました〜♬」みたいな感じでまずは参加してみようと思う。
お勤めやお給料をもらうのではない稼ぎ方をする。どうもその辺りが自分の人生の命題の一つのようだ。
↓フランスアンティークの絵ハガキ。手彩色というモノクロ写真に手作業で一枚一枚色をつけた、繊細な絵付けの絵ハガキです。
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