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声の大きい人、そうでない人/その2

先日は「声が大きい人とそうでない人」のことについて書いた。

この時に書いたエピソード以外に、声の大きい・小さいでちょっとしたトラブルになったことを思い出したので追記です。

ジーンズショップで間違えられた

もうだいぶ以前の、まだ10代の頃の話だ。ジーンズショップ(その頃はジーパン屋と言った)で新しいジーンズを買った。その頃は黒のスリムジーンズが大流行していて、みけ子もそれを買いに行ったのだ。そしてそのお店で裾上げしてもらった。

しばらく店内の商品を眺めつつ待っていると、名前が呼ばれた。そのジーンズを受け取って帰宅すると……あれ?ジーンズのサイズが合わないよ?どうやら違うお客さんのジーンズを間違えて受け取って来たらしい。お店に電話すると、一度お店にそのジーンズを持参し、間違えて受け取っていった他のお客様の品物と交換してくれると言う。その店に品物を持って行くのは1週間後になるが、間違えて受け取って行ったそのお客さんにも同じ日にお店に来てもらうことになったらしい。

指定の日時に間違えて受け取ったジーンズを持って行き、もう一人の「私のジーンズ」を持ち帰ってしまったお客さんを待っていたが、その方が時間通りになかなか現れず……(T . T) 結局お店のサービスで別の新しいジーンズの裾上げをしてもらうことになっちゃった。


一連の出来事は、最初のジーンズの受け渡しの時にはっきり名前を呼ばず、名前の確認も徹底せずに品物を手渡してしまったジーンズショップのスタッフのミス、と言うことになる。名前の確認さえしっかりしていれば、品物の取り違えも起こさずお客に無駄に足を運んでもらうこともなかった。単純な「名前の確認ミス」だけど、ジーンズショップで商品の渡し間違い程度で済んだから良かったが。これが病院での患者の取り違えなんかだったら、ミスと言っても致命的な大間違いになってしまう。事実、そんな患者の取り違えの医療ミスも実際に起こっているからね。

声の大きい元気な看護師さん

長男が交通事故で入院中だった時のこと。長男が入院していた病室は大部屋で、確か4人部屋だったかと思う。交通事故で頭を打って絶対安静、点滴だけでご飯が1週間も食べられなかった長男は、付き添っていると数分おきに「お腹空いたなぁ。なんか食べたいなぁ❣️」と言い続けていた。そりゃ点滴だけじゃお腹がすくのも当然だ。だけどそれ赤信号で飛び出して交通事故にあったお前の

自業自得だからね  ┐(´д`)┌

↑もちろん言わなかったけどね💦

そんな入院中で空腹を抱えて絶対安静の長男に付き添っていた時。部屋に来る看護師さんの中に、なんだかやたらと声が大きい人がいた。元気で明るいのはいいんだけど、食事の時間になると隣のベッドに寝ている違う患者さん(こっちもお子ちゃまです)に「今日のお昼は何かな〜?たくさん食べて早く元気になろうね〜♬」と明るく元気に話しかけるのだ。こっちは食べたくても食事が取れず絶対安静なのに。

その看護師さんには後でこちらの事情を話し、隣の患者さんにはなるべく小さい声で話しかけるようにお願いしたよ。看護師さんの声が元気いっぱいなのも良いんだけど、体力がなくて弱っている時に大きな声で話しかけられたり、そんな声を耳にするのは結構負担になると言うことを思い知ったわ。


声の大小でちょっとしたトラブルになった出来事2つ。このエピソードはだいぶ昔の出来事だけどここ3年ほどは、役所や銀行、商店のレジもビニールカーテンが張られ、相手の声が聞き取り辛くて難儀することもしばしば。聞き返すのはなんだか年寄り臭くてイヤだけど、中途半端にしか聞こえずそれがトラブルになったらもっとイヤなので大袈裟に「は?何ですか?」と耳を近付けて聞き返す。きっと加齢で耳の聞こえも多少悪くなっているに違いない。

くれぐれも「声と言葉は人同士の意思疎通の根本的なこと」と心に銘じたい。



↓涼やかな音色はきっと近づいてくる「魔」や「マイナスの思い」も払ってくれるでしょう。





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