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ロック雑誌「rockin`on(ロッキングオン)」を読んでいた

中学〜高校にかけて、夢中になって聞いていた洋楽ロック。もう45年も前の事だ。そのロック少女だったワタシが熱心に読んでいた雑誌がロッキングオンだった。今思い出してもかなりとんがった雑誌だった。

その頃一番売れていたロックの情報誌は「ミュージックライフ」だ。写真も情報も満載で当時の洋楽ロックの情報No.1がミュージックライフ。一番メジャーな雑誌だった。

だけどミュージックライフ誌は洋楽ロックの本質を紹介していた訳ではない部分も多かった。「洋楽ロック素晴らし〜❗️ロックミュージシャンカッコイイ❗️」的スタンスって言えばいいのかな?それも悪くないし自分も一時期大好きで買っていたし。でもそれではロック本来のメッセージが伝わっていない部分も多いよね。キッカケとしては良いんだけど。

↑これももう30年近く前のロッキングオン誌

そのロッキングオン誌、ワタシは大昔、読者の投稿コーナーに投稿した事があるんだよ。結局掲載はされてないけど。

そのロッキングオンの読者投稿コーナーにはロックミュージック評論から、読者が感じた社会システムの矛盾をどうするべきか、みたいな内容まで、若い読者なりの視点や問題意識で書かれた文章が数本、毎号載っていた。それに掲載されたくて、なんかごちゃごちゃと無い脳みそを絞るようにして文章を綴ったんだよね。

確か、贈答用お菓子の過剰包装について書いたんじゃ無かったかな?ワタシ、結構文章を書くのは嫌いじゃなかったの。だけど思いをちゃんと書き表せるだけの文章テクはなかった。そんなに賢くもないし(笑)どうしても小学生の作文の域から出られない。そんなもんだよ、本は好きだけどブンガク方面は嫌っていた。ボーッと生きてきていきなりなんかの文章書いてもねぇ。

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私は昔から、地道に何かを積み重ねるって発想をあんまり待ち合わせていない人だった。あの頃はそうだったし今も自分にはそう言う傾向がある。人に読まれるような文章を書きたいならば毎日日記をつけるなど、少しでも文章を綴る練習や読書量も必要だ。いきなり思いたったからって急に名文が書けるようになる訳もない。

で、ロッキングオンに投稿してボツになった原稿、普通はボツ原稿は返却されないんだと言うがこの時は編集担当の増井さんと言う方から、短い注釈がついて原稿が戻って来た。一度掲載決まったが後に外したと。

上手く行けば自分の原稿が載るかも?と言う時期に発売されたロッキングオン、ドキドキしながら発売日に書店に行って手に取った。その投稿コーナーには「これは敵わない」と思うような優れた内容の投稿が並んでいた。とてもじゃないが自分がここに肩を並べて掲載されるような内容じゃないのは明らかだった。ボツになって良かった。

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↑これは割合最近のロッキングオン誌。表紙しか見てないけどしっかり洋楽ロックファンの心をつかみそうな編集がされてるみたい。さすが長くやってる雑誌だわ。

返って来た原稿には編集の増井さんの「ここをこう直したら」と言うアドバイスがあったけれど、自分は再度書き直して投稿はしなかった。しなかった、というよりは出来なかったのだ。当時の私にはその文章のどこをどう直せば、それなり掲載されてOKな文章になるのか、皆目分からなかった。つまりはそんな程度の頭脳と文才だったのだよ。

遠い昔の事だ。すっかり忘れていたがロックのことを書いているうちに思い出した。

あ、それとねロッキングオンにバッグナンバー譲ります、と言うコーナーがありバックナンバーとロッキングオン社発行の単行本を売りに出したら10万円以上の値段が付いて売れたのよ❗️当時ひとり暮らしをして、カツカツで暮らしていたからその臨時収入にだいぶ助けられた有難い思い出もあった(笑)





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