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そもそもファシリテーションって?成り立ちのはなし。

こんばんは!

プロファシリテーターの村上と申します。
以後宜しくお願いします🙇‍♂️

noteでは、徒然なるままに日頃考えていること、感じたことを日記のようにアウトプットしていきたいと考えています。

今日はファシリテーションってなに?
という、そもそも論を紐解いてみたいと思います。

ファシリテーションとは、
諸説ありますが、ここでは、
集団に働きかけて、相互作用を促進して、成果をあげる活動としています。

ファシリテーションの成り立ちを少し。

1940年代に、心理学者たちは、
グループダイナミクスという小集団の心理学の領域を開拓しました。
その手法の中に「体験学習」という考え方がありますした。
その手法の発展の中で生まれたのが、
「ファシリテーション」とされています。

体験学習は、みなさんも経験したことがあると思いますが、グループワークでの体験を通し、『いま、ここ』で起こっていることを材料として、学習していきます。

体験学習は、その後「ラボラトリートレーニング」として発展します。
そこでは、
グループの中の他者との関わりを通して、
自分を見つめ直したり、
新しい行動を試したり、
人間関係の変革を試してみたり、
といった主体的な学習を行うことが、中心に置かれました。
(「ラボラトリー」とは、自分を試みる場という意味)
これが非常に効果的であるということで、
その後、コミュニケーション能力の開発や、リーダーシップトレーニング、組織開発に至るまで、幅広く活用される様になりました。

ここでの指導者の役割は、一方向の講義ではなく、参加者の体験を通した学びをフォローすることになります。

その役割を『ファシリテーター』と呼ぶようになりました。
促進する、容易にする、スムーズに運ばせるという「ファシリテート(facilitate)」に由来します。
そのファシリテーターの支援の事を、「ファシリテーション」と呼んでいます。

背景が少し分かると、その役割が明確になってきますね。

ファシリテーターにとっては、
参加者が経験、体験から学習する「過程」に注目して、効果的な流れをつくること、がとても重要なスキルになっています。

ファシリテーションスキルは7つあります。

0.計画
1.ファウンデーション
2.傾聴、質問
3.記録
4.観察
5.介入
6.合意

それぞれ深掘りしていくと、永遠と続いていきそうですので、都度書綴っていきたいと思います。

最後までお読みいただき、
ありがとうございました!

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