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いい風が来たら翔んでみる

ここ最近
某キュレーションサイトの本とか
話題のビジネス書とかを読んでいて
何の抵抗もなしに

“進歩や変化は100%正解“
”レバレッジかけて最短で結果を出す”
“周りと同じことなんかするな”

という主義を自分の意見のように思ってた。
それはそれでいいんだと思う。

でもそんなギラギラした言葉のシャワーに
疲れた心のもうそろそろ十分だわという
独り言をボクは無視できなくなっていた。

自分で考えずに
そんな尖った言葉を
無条件に受け入れることで
アレルギーが起きている気がして。

ちょっと立ち止まりたかった。

たまたま
本棚にあった
“超バカの壁”を読んで
自分では否定してたけど
案外保守派なんだと気がついた。

なんだか
ショックほど安心した。

無理に時代の流れに合わせても
どこかで息苦しさや違和感を感じてしまう。

“こうじゃなきゃイケない”
“そんな発想では時代遅れ”
“圧倒的な没入で個を爆発させろ”

そういう直線的でエッジの効いた
仕事の仕方や人生観というのはカッコいい。
稼げるのだろうし、ビッグな人たちはみんなそうしてるのかもしれない。

でもそういう思想を
頭にいっぱい詰め込んで
いざ前に進もうとしても
重たくて大きすぎて身動きができなかった。

もっと軽く生きたい。
一旦、ゼロにしてみた。

自分だけがというエゴ
背負っていた成功への重圧
格好よくありたいという見栄
勝たなきゃいけないという勘違い
こうじゃなきゃいけないという幻想
他より抜きん出ていたいという過剰な願望

そういうのは要らない。


いい風が来たら翔んでみる。
それがいい。

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