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本が店頭に並ぶまで⑤

前回の続きです。


企画書を送って6日目。

出版社の編集長からかかってきた
その1本の電話で出版が決まりました。

《こんな簡単に出版って決まるんだ!
いや、騙されてないかな‥?》

全てが初めての事で私はそう思ったのでした。


そこで本をすでに出しているお友達たちに
この話をしてみると

「こんなことはめったにないよ!
ほんとにすごいよ!奇跡だよ!」

とみんなから驚きの返事が。

出版を目指しているまた別のお友達にも

「出版するのにみんな講座を受けて
企画書の書き方を学んでしかも企画書も何度も
書き直したりして、そんな簡単に出版って
決まらないのに本当にすごい事なんだよ」

と言われ、ますます

「本当に出版社さんからだったのかな…」

と少し不安になったのでした。

初めての打ち合わせ

編集長とzoomで初めての打ち合わせ。
zoom越しで見る編集長は出版業界にいそうなジェントルマン。

背景には至るところに積み重なった本や
大きなホワイトボードがあって、
いかにも編集長らしい部屋だったことで
ホッとした私がいました。

編集長は相変わらず私が何を話しても
電話の時と同じように

「いやー!実におもしろい!!」

と言ってくれるので私もだんだんその気に。

そんななか、編集長は私にこんなことを
言ったのでした。

「原稿を〇〇〇ページ書いていきましょう』と。

げげげげげっ!!!
やっぱり私が書くのか~~~~~!!!

てっきりライターさんに書いてもらえるかも♪
なんて期待していた私ですがやはり心の奥底で
「自分で書きたい」
と思っていた潜在意識が良いのか悪いのか…
勝ったようでした。

文章を書くのが苦手な私…

ここから人生初の執筆生活が
スタートしました。

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