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【導入事例】会社の存続をかけ挑戦したい事業領域の理想形がまごころサポートでした

はじめに

今回お話を伺ったのは、兵庫県尼崎を拠点にビルメンテナンス、飲食や環境事業などを中心に展開されているメトロポリタン株式会社の河原圭佑さん。家業である同社に入社して5年。「この先40年、50年続けられる新規事業を」と考え、新たなチャレンジとして、まごころサポート尼崎メトロポリタン店を立ち上げました。

シニアとの関連性が薄いように感じられる同社ですが、河原さんはなぜまごころサポート事業への参入を決意されたのでしょうか?
詳しくお話を伺ってきました!

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※メトロポリタン株式会社の河原さん(本社玄関前にて)

会社の存続をかけた新規事業開拓を

――1990年の創業から現在まで、BtoBの事業を主軸に展開されていますよね。そんな中、どのような経緯でまごころサポート事業を見つけられたのでしょうか?

「知り合いからの紹介をきっかけに、まごころサポート事業の説明会に参加しました。正直に言うと、こういった事業に参入しようという具体的なイメージがあったわけではありません。とはいえ、父が当社の代表取締役でもあることから、会社をどう存続させていくのかというのは私の入社当時からあった課題でした。会社を先細りさせないためにも、新たな分野を開拓しなくてはと模索していた状況だったんです。だからこそ、社会的な課題解決という観点やシニア市場という視点、まごころサポートのサービス内容やビジネス性がとても魅力的に感じたんです。」

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直接いただける「ありがとう」が決め手でした

――導入を決意された理由を教えてください。

「弊社はBtoB向けの事業が多いこともあり、クライアントから直接感謝をされるというシーンが比較的少ないんです。また、ビルメンテナンスや清掃などは当然世の中に必要な仕事ではありますが、これから何十年も続けていけるのか…という不安は個人的にもあって。まごころサポートでは、サービスとして提供したものに対して、直接『ありがとう』の言葉をいただけます。感謝していただけていることが本当に嬉しいですし、地域に貢献できている実感があるんです。」

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新しいチャレンジのため、社内への共有は丁寧に実施

――28歳という若さで家業の存続を考えたり、とてもしっかりとしたお考えをお持ちですよね。大学卒業後は大手証券会社にお勤めだったそうですが、どんな方達から影響を受けられたのでしょうか?

「証券会社時代の経験もあるかもしれませんが、転職したタイミングで大阪の青年会議所に入会させていただきました。自分と似た境遇の先輩方との出会いは大きかったかもしれません。皆さん、本当に真剣に会社や地域のことを思って働かれている姿が印象的でした。父も保守的なタイプではありますが、これと決めたことには飛び込むタイプ。まごころサポートの話を持ちかけたときは、『ええやん。』とすぐにGOサインを出してくれました。」

――新しい分野での新規事業参入に対して、社内からの反対意見や、反発などはありませんでしたか?

「本業との親和性もない全く新しい事業だったので、従業員が動揺しないように、相談ベースではなく、私と父で方向性をしっかりと固めてからお伝えしました。BtoBからBtoCに移行することで、会社としての市場や顧客層が広がること、それにより本業の営業もしやすくなる可能性があるということ、従業員の方々に負担がないこともしっかり伝えていきました。」

最年長コンシェルジュは74歳!
シニアもチャレンジ出来る「場」を提供したい

――実際に開始されていかがですか?

「お客さまに笑顔でありがとうと言っていただけるのが、想像以上に嬉しかったですね。本部の研修はしっかりしていますが、コンシェルジュさん達へのフォローなどが自分の役割として重要になっていくかなと感じています。」

――所属されているコンシェルジュはどのような方が多いですか?

「今日面接したのは65歳のおじいちゃんでした(笑)。若手メンバーも頑張ってくれていて、今所属されている27歳の男性は人当たりも良く、コミュニケーション力など含めてもとても素晴らしい人材です。他にも元チアリーダーの24歳の女性もいて、震災ボランティアに行かれた経験があるなど、とても活動的な方です。最年長は73歳のおばあちゃん。とても元気な方で、真摯に取り組んでくださっています。シニアにとってのチャレンジの場にもなり得ることも、嬉しいですね。」

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サポート後に撮影!
河原オーナー(左)とコンシェルジュのお二人

――今後、地域にとってどのような存在になっていきたいですか?

「弊社には企業理念7訓というものがあるのですが、人と人との繋がりを大切にする、永続的に人に必要とされる企業を目指す、ということを大きなミッションとして掲げています。一つのサービスを永久的に必要とされることを目指すのではなく、メトロポリタンという会社として、永続的に存続させていきたいというが僕の個人的な願いでもあります。

飲食事業を抱えていることもあり、コロナ禍の影響も少なからず受けています。長い目で見た時に、市場としても可能性のあるまごころサービスのような事業を育てながら、会社の存続についても考えなければならない状況です。不安なこともありますが、今後も、地域の方達に必要とされる人、会社として、全力でやっていくだけだと思っています。」


協力:メトロポリタン株式会社(兵庫県)
事業内容:ビルメンテナンス/パンチコホール清掃/飲食/コインパーキング設置/環境

編集後記

柔軟なお考えと、経験に裏付けられた説得力のあるお言葉がとても印象的な河原さん。「必要とされ続ける会社でありたい」というお考えは、これからの時代に必要なものです。既存事業やサービスに捉われることなく、新しいチャレンジを決意されたその柔軟さに乞うご期待!


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「まごころサポート」事業は全国175社※の地域密着企業が加盟する、ソーシャルフランチャイズ事業です。(※2022.10月時点)

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