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複数の収入源を持ってリスクに備える

例えばエンジニアやデザイナー、ライターなど。今の時代は、さまざまな職種においてフリーランスで活躍する方々がいらっしゃいます。しかし独立する際は、やはり不安を感じる方が多いでしょう。特に思い浮かぶのは収入のこと。「思ったより稼げなかったら」「突然、仕事がなくなったら」など、独立した後にも不安は及びます。

そうした不安は、やはり実際に起こり得るもの。私自身、独立直後はかなり苦しい時期もありました。また、いくら“上手くいっている”時期があっても、時代の流れと共に、突然仕事がなくなることもあります。今回は、そうした収入不安に備えるための方法についてお伝えしましょう。

常駐や固定費型で受ける“安定性”のリスク

職種によりますが、フリーランスでも常駐して社員と同じような働き方をしている方は少なくありません。在宅でも、例えば専属ライターのように固定費を受け取って仕事に取り組む場合があるでしょう。いずれも、恐らくは一定期間の契約が定められ、状況に応じて更新していく派遣のようなスタイルです。

こうした働き方は、やはり仕事・収入の安定性という意味で魅力があります。固定費が支払われるわけですから、収入に不安なく働くことが可能です。特に私の周りでは、独立後になかなか収入が得られず、常駐や固定費型での仕事を選ぶ方が多く見られます。しかし私は、こうしたスタイルをオススメしません。もし安定を望むのであれば、正社員など雇用関係のある働き方の方が良いと思うからです。

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