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垢すりを初体験したこと。自分の身体に向き合ったこと。

こんばんは。三河です。

今日は初めての体験をしたので、久しぶりにnoteを書いていきます。

垢すりを怪しいサービスだと思い込んでました

今日、スーパー銭湯に行き、初めて「垢すり」を受けてきました。

垢すりとは、専用のタオルで全身をゴシゴシ擦って、日頃の入浴の際の体洗いでは落ちない垢(毛穴に詰まった古い角質)を削ぎ落とすという韓国発祥の美容方のことです。

主に美肌、ダイエット(血行促進による)、体臭予防、疲労回復などに効果があるもので、女性にとっては結構ポピュラーなものみたいです。

僕も垢すりの存在は以前から知っていました。
ただ、スーパー銭湯の浴場にある謎の個室で行われている謎のサービスくらいの認識だったのでその存在をすごく怪しんでいました。
男湯の中で女性が施術(?)しているのも知っていたので、「風俗じみた怪しいサービスじゃないよな・・・?」とか思うくらいには怪しんでいました。めちゃめちゃ失礼ですね。(垢すりは健全なサービスでした)

そんな感じの印象を垢すりに抱いていた僕ですが、直感が「なんか気になる」と囁いてきたので垢すりを体験することにしました。

自分の身体とは思えない体験

料金は30分で約4000円。これ以外にスーパー銭湯の入浴料が入ることも考えると、ちょっと高いかなぁという感想。
垢すりに限らず、スーパー銭湯のリラクゼーションサービスは値段を見て敬遠してしまうことが多いです。

予約を入れ、温泉に使って温まりながら毛穴を開いて施術に臨みます。

裸のままベッドに寝そべり、ミトンになっている専用のタオルで全身をくまなく擦られていきます。
タオルはガサガサですが、痛みは全くなく、それでいてこそばゆくもない絶妙な気持ちよさがありました。

足の先から耳の上の方まで、顔以外の全身をくまなく擦られ前半身の施術が終了。
「お腹触ってみるとどれだけ垢が出たかわかりますよ〜」と垢すり師のお姉さんに言われた通りに自分の腹を触って驚愕しました。

ビックリするくらいの垢が出てました。
「え!?俺普段ちゃんと体洗えてる!?」とちょっとショックを受けるくらいの大量の垢が自分から出ていました。
億泰がトニオさんのカプレーゼを食べたあのシーンが思い出したほどの大量の垢でした。静かに施術を受けていましたが、内心「なっなんかやばいんじゃあねーかあ〜〜〜」って感じです。
まとめたらソフトボールとまではいかなくとも、ゴルフボールくらいにはなってたんじゃないでしょうか。

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(ジョジョの奇妙な冒険 四部より)

驚きの後には「自分不潔だったんじゃ・・・」という恥ずかしさと悲しみが入り混じった感情に悩まされていましたが、垢すり師さんが
「垢すりで落ちる垢は普通に体洗うだけじゃ落ちない古い固まった角質なんですよ〜。普通の垢は体洗うだけで十分に落ちてると思いますよ〜」と教えてくれたので安堵です。

とはいえこれだけの垢を見てしまうと、自分で自分の身体のことって本当にわかっていないんだなあと思い知らされました
今回のこともそうですが、最近謎の腰痛に襲われたりもしているので、定期的なメンテナンスの必要性に迫られます。

自分の身体を知り、自分を知る

といった感じで施術が終了し感じた効果としては

・肌が明らかにツルツルになる(気になっていた胸当たりのカサつきがなくなり、全身ツルモチ肌になった)
・垢が落ちるという効果が目に見えて分かるので「やった感」が体の感覚以上にある

などですが、一番大きな感想としては

「あのミトンがあれば俺でもできるんじゃね・・・?」

というものでした。最低の感想です。垢すり師のお姉さん本当にごめんなさい。

いや、もちろんプロと同じようにできるとは思っていませんよ。技術ももちろんそうですが、今回受けた垢すりには、軽いオイルマッサージなどもメニューに含まれていましたし、環境なども含め家で再現できるなどとは微塵も思っていません。

実際、今回垢すりを受けてみて、初めての体験としては金額以上の価値を僕は感じています。
垢すりという謎のサービスの正体が分かったこと、自分の身体への無知さを思い知ったことなど、プライスレスな価値もたくさんありました。

ただ、「最低限の古い垢を落とすだけ」なら毎回4000円かけてリピートしなくとも、自分で出来るのではと思ったのです。


もちろんそれで僕自身が満足できないかもしれませんが、それは実際に自分でやってみないとわかりません。
やってみて、プロの凄さに気づくところもたくさんあるでしょう。自分を知ることにもつながると思うのです。

ということでちょうどそのスーパー銭湯に売っていた垢すりミトンを買って帰りました。
1枚150円。これで満足できればめちゃめちゃ安いものです。

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150円のミトン+自分の施術で満足するのか、プロの技が忘れられず垢すりに通うようになるのか、そもそも垢すりに飽きるのかはわかりませんが、なんでもやってみて、自分を知ることが大切だと最近感じています。

今日初めて出会ってすぐに僕の体内から出て行った垢のように、知った上で不要なものは削ぎ落とせばいいだけです。


といった感じで今回は垢すりを受けて、知らないことを知ること、自分を知ることの大切さと向き合いました。
これからたくさんの物を知って、不要なものを削ぎ落としていきます。

こんなところまで読んでくれてありがとう!