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人生を好転させるためにまずは「30代、独身女、資格なし」の自分について考えてみた

よくドラマの設定である、30代・女性・独身・資格なしの主人公。ドラマの中ではなんやかんや素敵な男性と出会い、自らも成長しながら周りに認められ、ハッピーエンドで終わります。

私は20代後半のアラサーと言われる歳にになった時から非常にこの主人公たちに共感してました。

今はこんな感じでも、前向きに生きていればこんな瞬間がくるのではないか、自分に重ねて主人公を応援したり、ときめいたり、泣いたりしました(感情移入しやすい)

実際の自分はベンチャー企業で鬼のように働き、よく残業し、それでいてそんなにお給料も少なく、ドラマの主人公のように都会のおしゃれな家には住めなかったので東京の田舎に住んでいましたし、結果家に到着するのは深夜で冷凍した餃子を食べる前にソファで寝ていました。友人の結婚式があるたびに御祝儀貧乏になっていました。

自分を理解すればするほどマイナスな気持ちに

私がいた会社はベンチャー企業でしたが、専門的なスキルをもった人は少なく、グループ会社に頼りながらみんなで各々成長するスタイルでした。自由度は高かったのですが、知見のある先輩もいなければ専門業者に外注もできず、自分のスキルアップは本を読んだり、ネットで調べたり、ちょっと詳しそうな人に聞くとかそれくらいでした。


私が入社してからはまともにボーナスも出ず、長い時間働いても自分なりに努力しても(結局自分なり止まり)お給料に還元されないんじゃないかという気持ちから仕事にもやりがいを見つけることができず、今思えば完全に負の循環になっていました。当時はとにかく占いに行き、思う通りの結果が出ないと余計凹む。負の連鎖に入っている時はあまり占いはオススメしませんよ。

いつか転職する時のために

こんな私が前を向く気持ちになったきっかけは、先輩の産休がきっかけで配置転換があったことでした。それまでは自分の施設用のポスターやお知らせなどの細かい掲示物をデザインする部署でしたが、美大卒でもなくプロのデザイナーでもない私はこの仕事をし続けても転職はできない、と自分でわかっていました。配置転換後の仕事にある程度やりがいが見出せたことと、他社でも少しはいかせる職種だったため、少しだけ希望が見出せたのです。そこからはいつか転職することを目標に日々仕事に取り組むこと、積極的に動くことを意識しました。

私は運良く職種変更できましたが、私のように転職するためのスキルに不安がある方は、まずは異動を希望してみるのはかなりオススメです。今の職種で経験年数を増やすのも貴重な事ではありますが、その先の自分が見えなければ思い切って違うことをしてみる。その後転職することになっても、異動先の経験から転職の幅を広げられる可能性はあります。








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