見出し画像

旅行の効用は、考える時間ができること。

シンガポールにふらりと来た。
お友達がいて、「今度行くね」と言っていたのだけれど、私は行くねと言っていかないのは大嫌いなのだ。 というよりも、行くと言ったのなら行く、というのが好きなのだ。そもそも行く気がないなら行くと言わないほうが良い。帰国することがあったら会おうね、と言えばよい。そして帰国中という限られた時間をどうアロケートするかは彼もしくは彼女の選択であり、そこにアロケートされたら都合をつけて(だいたい暇だけど)会いに行けばよい。でも私はシンガポールに意外と行ったことはなかったし、その友達にも会いたかったし、久しぶりにANAの国際線に乗りたかったし、ということで行ってきた。

シンガポールは湿度が低くてキレイで、お店の感じもほぼ東京。ということで、ガツガツ観光というよりも散歩しに行ってきたみたいな感じ。そうなると、たくさん本を読んだり考え事をすることができるようになる。
旅行は観光やグルメも楽しいけれど、いつもと違う環境や空気の中で思索にふけったり、これから何をやるかを考えたりするのが本当に楽しいなと思う。

何を買うか
何を優先させるか
他にやりたいことや気になっていることはないか
向こう数ヶ月何を意識するか

とかを考えて、手帳になぐり書きをしたりする。これを帰国してからせっせとこなしていったり、こなすための環境整備をしたりするのだ。これが楽しい。
これまでも、旅行中に思いついて、帰国してからあれこれと手を付けたことはたくさんある。ダイエットして5キロ落とすとか(笑)。

ということで、見聞を広めるのも面白いけど、自分の内なる見聞を開拓していくのが旅行(特に海外旅行)の楽しみなのだ。
また行こう。