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タブレット純ライブを初体験のつづき。

2月26日、京都紫明会館でのタブレット純さんのライブを観に行きました。

↓ こちらが前編です。

オリジナル曲の『銀河に抱かれて』を歌い終わり、
「やっぱり最後はロックンロールで……」とタブ純氏が言ったので
まさか
「ロックンロールといえばエイちゃん(矢沢永吉)。エイちゃんを歌います」
と言って、大川栄策の『さざんかの宿』を歌うネタに行くのか??と思いきや
そうではなく
最近ふらり入った飲み屋で、客から「桑名正博や!」と指差されたとかで
桑名正博の『哀愁トゥナイト』がラストの曲でした(……だったと。その後の展開の衝撃で記憶がうつろ)。

ところで。
タブレット純さんの魅力は
とにもかくにも私は『豹変』だと思うのです。
普段、喋る時はフワッと柔らかい囁くような声なのに
歌になると低音のいわゆるムード歌謡の声になり、キャラクターまで別人のようになる、
その変わりっぷりが面白くて人を惹きつけるんだと思います。
さて。
哀愁トゥナイトを歌い出したら、どんどん純さんのテンションが上がっていって
悪代官ジャケットをぱっと脱ぎました。
と。前の方のおばさま達からクスクス笑い声が……。
もしかして、、例の、、やるんかな??と思ってたら
純さんはハゲしく舞台の上を動き歌いながら
なんとなく「あー動きにくいなっ」というさりげなさで
インナーの黒いカットソーの裾をズボンから引き抜きました。
ここで私は、あ、やるなと確信。
ここから何かスイッチが入ったように純さんはハジけてきて
歌も動きもエスカレート。
そして
さっき裾を出したカットソーを脱いで、客席に向かって放り投げたかと思うと
(下にピンクの透けるパワーネットを着てた!)
そのあとはもう勢いのままに
ベルト外して、ズボン脱いで(←と書いてるが衝撃で記憶は若干曖昧)
とうとう薄いフリルのショーツ1枚(+ピンクのパワーネット)になってしまいました!😳
ほぼパンツ一丁姿で一段とハジけにハジけて歌う純氏。
やー……。
この展開は噂に聞いて知ってたけど、直にみると衝撃がすごい。
たしか『哀愁トゥナイト』が私の耳に聴こえてたような気もするが
視覚の衝撃が大きすぎて、聴覚の記憶が抜け落ちて思い出せません。
そんなこんなでハゲしい哀愁トゥナイト(たぶん)は終わりました。

観客の興奮と笑いと拍手の中、
ピンクのパワーネットとフリルショーツ姿の純氏が
「またすぐ戻ってくるので、''アンコール''をお願いします♡」
と、いつもの柔らかい囁き声で言って舞台袖にはけました。
しばらくして
『愛の讃歌』(越路吹雪)のイントロが流れ出すと
真っ赤なドレスに赤い花を頭につけた純さんが舞台に現れ
歌いながら客席に降りて(開けたままだったドレスの背中のジッパーをファンにあげてもらったりして)通路を一往復。
そして。
本当に本当のラスト曲『銀河鉄道999 エンディングテーマ』(ささきいさお)
を歌って(この歌も好きなので嬉しかったなぁ)
たっぷりたっぷり盛りだくさんのライブが幕を閉じたのでした。

ライブが終わって
会場で売られていたグッズを買うと、純さんがサインをしてくれるというので
私もアクリルスタンドやCDを買いました。
サービスで純さんが描いたイラストのポストカードをもらいましたよ。

ザ・ゴールデン・カップスに本人混じっとる。

しかし。
さっきまで舞台の上で
「僕のことを’’タビー’’と呼んで!」と
『僕のマリー』で、タイガースファンよろしく叫ぶ合図にワッと客を煽ったり
『カチューシャ』を歌いながら脚をドタバタ、コサックダンス踊ったり
『哀愁トゥナイト』(たぶん)をハゲしく歌いながら
キレたように弾けてフリルショーツ姿になってしまう人が
一変!!!
舞台を降りたとたん急に大人しくなり
グッズが並んだテーブルに座ってサインをする時には
まるで、森の木陰でビクビク怯える小鹿のような顔でこちらを見てきて
「貴方、誰??」と思いましたー。
あーでも、楽しかった〜。

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