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【日記】私はラスボスか

最近、気付けば家に小学生がたくさんいる。我が家は夫も私も在宅ワーク。小学生の娘たちは保護者がいない家に遊びに行くわけにはいかないので、タナカ家が選ばれがちだ。もはや5人ぐらいじゃ驚かない。先日、我が家の娘たち2名を含めると10人もいた日があって流石にビックリした。

ちなみに、私は元々、家に人を呼ぶのがとても苦手だった。今も大人に訪問されるのは得意ではなくて、不意に訪問されたらずっとソワソワしてしまう。(玄関までなら全然問題ないけど家の中は無理・・・)最初は娘たちの友達が1人家に来るだけで、ブチギレていた。「なんで家に呼ぶの?絶対入れないで!」と言っていた。仕事中だから、というのもあったが、それだけじゃない。家族じゃない他人が家の中に入ってくることに耐えられなかった。家という完全にプライベートな場に踏み入られる感じ。お風呂に入る前に脱衣所で服を脱いでいたら知らない人が突然入ってきた、というのに近い感覚だ。もう嫌すぎて泣きそうになっていたぐらい。・・・私がちょっと極端なのはなんとなく自覚してますが、伝わりますでしょうか? 本当に嫌だった!

ところがうちの夫は、むしろ家に人を呼びたがる派。娘たちが友達を連れてきたがるときも、抵抗がなかったらしい。放課後の子どもたちの監督は、いずれにせよ夫の役割であり、私は1人書斎にこもって仕事をしているので、最初は嫌だったけれどひとまず夫の判断に任せることにした。私は仕事に集中して見ないようにしとけばいいや、と思って。

娘たちが家に友達を呼びたがったときに、大体夫は、いいよーと返事をするので、続々とタナカ家に小学生が入ってくるようになった!あまりにも連日なので、私も慣れてきてしまって、今や良くも悪くもどうでも良くなってきた。

ある日、会議と会議の合間にちょっと時間があったので小学生の様子を見に行ったときに、長女(小4)が「お腹すいたーママ何か作って!」と言った。夜ご飯前だからなぁと思いつつ、残った食パンでラスクを作って出した。あれ、これはお友達も食べるのか・・・?各ご家庭の夜ご飯の邪魔になってはいけないよな、、、そもそも友達のお母さんが作ったものなど食べたくないのではないか、というか保護者の方々はそんなもの食べさせたくないんじゃないか、とか色々なことが頭を駆け巡ったが、ひとまず自分の子に出すという前提で多めに作って出した。(だって、自分の家だもの)*ちなみにみんなのアレルギー関係は確認済

すると、小学生たち(⇦自分の子ではない)が、一気にラスクを食べ切ってしまった!!!

・・・嬉しかった!

自分の子ではない小学生たちが、美味しい!と言いながら食べてくれたことに、ちょっと感動すらしてしまった。

多分ラスクを作って出したあの日から、小学生が家に遊びに来るのが本当にどうでもよくなった。笑 来たいならくれば?何もないですけど??という感じ。一度作って喜ばれたからと言って、毎回手作りのお菓子を作って出してもてなしてあげるほどデキるママではないのです私は。夕方も仕事いっぱい入ってるし。

夫は娘たちに甘い。強く言えないのでお友達を帰宅させるのも下手くそで、決めた時間にお友達が帰ろうとしないことがある。そんな様子を察知したら、私は2階の書斎からわざとちょっと大きな足音を立てて階段を下りる。そうすると、子どもたちがザワつくんです。笑 「ねぇ、お母さんきたよ・・!帰らないと!」って、お友達も勝手に帰宅モードになるし、娘たちもお見送りモードになる。

「さて、○時だよ!帰らないとね!」

って私が一声かけたら、もうみんな、サササーっと玄関に向かうのだ。まるでラスボスのように扱われる感じが、なんとも面白い。そしてそんな小学生たちが可愛い!

という他愛ないタナカ家の最近です。小学生たちよ、私がスッピンの日以外いつでもおいで!と思っている私でした。

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