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2020年 “紙の本で最も読まれた” ビジネス書トップ10!(第5位〜第1位)

三笠書房の新人編集者がお届け!

前回に引き続き今回も、紙の書籍として「2020年に最も読まれたベストセラー」を、ランキング形式で公開します! 

※Kindleのランキング結果については、ぜひ以下の記事をご参照ください!!
「第10位~第6位」はこちら!「第5位~第1位」はこちら!

さて、いよいよお待ちかねの「第5位~第1位」を発表していきたいと思います! 
「紙」でもっとも読まれた本とはいったいなんでしょうか!? 
それではさっそく、まいりましょ~~

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👑第5位
『GIVE&TAKE』(アダム・グラント・著 楠木 健 訳)

(電子ランキングに続いて再び登場! というわけで、サボりで申し訳ありませんが、以下の内容紹介は前回記事と同じです、笑)

■ 人と人とのつながり方がすべてを左右する!? ビジネス成功の秘訣!

「物事はギブ&テイクで考えるのが当たりまえ」「他人に優しくしていたら、厳しい競争社会を勝ち抜けない……」そんな人にこそ、これは手にとって欲しい本。なぜなら、何と言っても、本書のテーマは「与える人こそ成功する」だからです!

「ギバー(見返りを気にせず与える人)」「テイカー(自分の利益を最優先する人)」「マッチャー(損得のバランスを考える人)」いちばん成功するのはどの人か……?

本書の著者である、アダム・グラントは、「相手を思いやる発想とコミュニケーションこそが、事業の立ち上げや業績アップ、交渉や営業において、引いてはビジネスすべてにおいて大きな成功をもたらす」と言います。

それではいったい、あなたのギブが報われないのはどうしてなのか……。
他者思考で思いやりを持って生きることは正しい。必要なのは、惜しみなく与える人こそが成功するという「ギバーの成功法則」です!他者を助け、自らも助ける──そんな「真の自己啓発」を促す、従来のビジネス書にはなかった「究極の一冊」。


👑第4位
『マンガ版 ちょっとだけ・こっそり・素早く「言い返す」技術』(ゆうきゆう 著 Jam マンガ)

■周りにいるやっかいな人から自分を守る方法を教えます!

いじわるなママ友、無神経な家族、パワハラ、セクハラ…etc.。言い返したいけど、言い返せない……。モヤモヤは後を引き、いつも自分ばかりが悔しい思いをしています。

あなたが言い返せないのは、真っ向から言い返してやりたいと考えているから。そして、相手をギャフンと言わせてやりたいと考えているから。でも、本当のあなたはきっと優しいはず。そんなあなたが正面から勝負を挑んでも、またいいように言いくるめられるに決まっているのです。

「相手を完膚なきまでにたたきのめす必要はない」。本書の著者であり、精神科医のゆうきゆう先生はそう言います。大切なのは、「ちょっとだけ反撃」をして、すばやく自分の身を守る技術。「巧みにかわす」「賢く言い返す」「反応しない」…etc.。正しい方法さえ知っていれば、人付き合いはずっと円滑になるのです!

実は本書、僕のいちばんのオススメでもあります! 
TikTokで僕が紹介していますので、そちらもぜひ見てみてください!


👑第3位
『心配事の9割は起こらない』(枡野 俊明 著)

■心配事の先取りをやめて、「いま」「ここ」に集中する

「生老病死」とは、ブッダもよく言ったもの。私たちは、ただ生きているだけなのに、不安が絶えず、悩みはいつも尽きません……。

ところが、住職にして、大学教授、庭園デザイナーでもある著者は、「心配事の9割は実体がない」と言います。
どうにもならないことに心を注ぐから、焦りが生じ、あわててしまう。大切なのは「いま」できることだけに集中すること。すると、余計な考えは離れていく。心がスッと軽くなる「禅の教え」を、日常生活に取り入れるコツがやさしく語られます。

いい加減を知る/余計なことは調べない/競争から一歩離れるとうまくいく/毎日一度は立ち止まる…etc. 。今はやりの、「マインドフルネス」や「セルフアウェアネス」よりもずっと、私たち日本人の心に沁み入る教えが、ここにはあります。


👑第2位
『気くばりがうまい人のものの言い方』(山崎武也 著)

■少しの表現の違いに気を配ると、コミュニケーションはうまくいく!

言葉はもろ刃の剣。言い方ひとつで、相手を喜ばせることにも、傷つけることにもなります。

でも、そんなことは何度も経験済み。どのように伝えれば相手を傷つけないか、角を立てずに誘いを断れるか、それが分からないから困っているのです。

そんな「微妙なニュアンス」をわかりやすく解説してくれるのが本書!! 「便利な言い回し」を一挙に紹介するのではなく、人の感情のわずかな動きも見逃さず、どのようにして切り出せばいいかを教えてくれます!

待たせる人の一分間、待つ人の一分間 / 「…でよい」と「…がよい」。たった一文字、されど大きな違い /「なるほど」と「さすが」の大きな役割…etc. 。
「普段から何気なく使っている言葉や表現を、今一度見直してみようかな」、そんな気持ちにさせてくれる一冊です!


👑第1位
『志村流』(志村 けん 著)

■「当たり前」なくして成功なし

享年70の志村けんさんが、52歳のときに綴った本書。ここに明らかにされるのは、生きていくうえで志村さんが大切にしていた、考え方やものの見方です。単に芸能生活を振り返ったものではありません。

そのやわらかい文体は、彼の語り口調そのもの。私たちの心にすーっと沁み入ります。たとえば、志村さんは「一生を一日二十四時間で考え」た場合、「一時間=三歳」に当たるとし、以下のように続けます。

オレの場合を例にとると、いま五十二歳だから割る三で、人生の十七時過ぎ。(中略)これから夜になるんだなぁと思うと、何だか寂しい気もする。ま、ものは考えようで、これから一日の最後の食事、ディナーが残っているから、楽しみがまんざらないわけでもないけれど……。

ザ・ドリフターズ、バカ殿様、変なおじさん……。テレビに映れば、自由奔放な笑いを披露してくれた志村さんですが、その裏には、仕事に対して人一倍真面目に向き合う姿勢がありました。生涯現役を貫いた喜劇王。その人生哲学「志村流」は、もはや一芸能論にとどまるものではなく、ありとあらゆる仕事に通じるものだったのです。

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あとがき

読者のみなさま、今年も一年ありがとうございました!

三笠書房の仕事納めは、本日28日! 
このランキング記事が間に合ってよかった!笑

もう年賀状は書きましたか?笑
今年はこんなご時世、思うように人と会えないからせめてもと、年賀状を書く人が多いみたいですね!

みなさまの21年がステキな一年になりますように!
そして、今後とも三笠書房をどうぞよろしくお願いします!!

(編集部 中西航大)

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