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2年目夏学期の課題と評価(必修WS)

今回のWSも春学期に引き続き、卒業制作に進めるかがかかっている。自分の場合、ダメなら2年退学一択だった。だから課題を提出してから結果が出るまでの約3週間、呟かないよう心がけていたけど、ずっと心が重かった。私は心配なことがあると、最悪のケースも考えて心の準備をするたち。ただ今回は、もしD判定があったら、理由をこじつけてでもとにかく疑義照会して、最後の最後まで粘るつもりだった。
結果は無事単位取得。本当によかった。余談だが、つい最近コンテストに2つ落ちたばかりで、この流れで単位まで落とすのではないかとマジで怯えていた。KUA卒業の道だけは残して貰えて本当によかった、ありがとうございます!

◉イラストレーションⅤ-4   キャラクター表現史  A81

講義は、前半がイラストビジネスの変遷について、後半の美術史に見るキャラクター表現について。2つのパートに分かれている。この後半部分は、もっとも面白かった講義の1つ。
課題は、いくつかの参照画像(名画)の中から1つを選び分析し、その分析ポイントを活用し、イラストを制作するというもの。

天使が駆け抜ける天空の門を覗き見する

参照画像はラファエロとカラヴァッジョで迷ったが、ラファエロにした。一点透視や額縁構図などを取り入れて絵を描いた。ラファエロの絵が魅力的すぎるので、そこからインスピレーションを得た絵になったのだが、全体講評で取り上げられていた生徒作品が、参照画像とは全く違う絵に仕上がっていたので、自分は不可になるのではないかという不安に取り憑かれてしまった。だが、単位は取れたし、なんと評価は他の2教科よりよかった。講評では良いところを褒めてもらえたし、心配はハッピーエンドで終わった。


◉イラストレーション Ⅴー5    キャラクターデザイン B76

PALOW.先生、寺田てら先生、サタケシュンスケ先生によるキャラクターデザインの授業。課題は、場所をテーマにキャラクターをデザインするというもの。

ぬいくるみにする場合、水色のストールにはソフトワイヤーを入れて好きな形にできるようにしたい
説明の細かい部分を褒めてもらえた

見ての通り、川のキャラクターをデザインした。ぬいぐるみとしてグッズ化することをイメージしながら、シンプルでわかりやすく親しみやすいゆるキャラを考えた。自分では結構気に入っている。

◉イラストレーション Ⅴー6   イラスト実習Ⅲ    B71

シルバー先生による明暗表現、紅木春先生による服飾表現、タカヤマトシアキ先生のよるメカ、という三部構成の講義。課題は、明暗表現を意識した人物とメカのモノクロイラスト。

人物デザインは、イラスト制作時期に観ていたドラマのヒロインのイメージから

一番の関門はメカだった。幻獣のメカ化などもやってみたかったが、元ロボットアニメ好きとしては、一度くらいロボを描いてみたいと思った。ロボアニメのスケッチ練習など、下準備をしてから取り組んだ。描いてる途中は乗ってる感じもあったのだが、出来上がってみるとだいぶ地味な絵になった。評価も今回提出分では最下位。ちょっと悔しい。いつかリベンジしたい!

これで卒制とポートフォリオ以外のコース専門科目はすべて終わった。TWとWSが終われば、あとは落ち着いて卒制をやるだけ、と思っていたのだが、卒制の概要が明らかになるにつれ、残りの半年も全く余裕のないきびしいスケジュールだとわかってきた。
課題と評価の記事は次回が最終回。3月かな?評価が返却されたら、卒制とポートフォリオについて書く。


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