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【Robloxプロフェッショナル講座】3Dモデリング~Prop編〜

今回はこちらの講座の話です。

https://www.udemy.com/course/roblox-blender-prop/

ゲームのメタバース空間Robloxで使える3D素材をBlenderで作ることを学びます。RobloxとBlenderの2つにまたがる内容のため、今回の記事は「Learn!Turn! Turn!」「Blender挑戦中」の2つのマガジンに収録しています。

◎受講の背景

私はゲームには疎いのですが「3Dの出口戦略」を考えたとき、ゲームの素材作りは外せない選択肢だと考えました。私がBlenderを始めた主な理由は、イラストやマンガの背景に活用することですが、それは残念ながら必ずしも収入には直結しません。3D素材を売ることを収入源にして、マンガやイラストは「好き」「やりたい」を優先していけたら、ハッピーに創作活動を続けていけるのでないかと思いました。安易な考えかもしれませんが「ちょっとやってみるか!」となったのです。

3Dもマンガも両方とも、私にとって「好き」なことではありますが、例えば変更・修正を求められたとき、3Dなら受け入れられますが、マンガだと心の中で納得できなくても従うみたいなことが起きると思います。そこが違うかも。

そんな背景と、DEVLOX Academyが提供するキャッシュバックキャンペーン(期間限定)が、この講座を受講した理由です。

◎活用できそうなノウハウが学べた!

これまでblender講座をいくつも学んできましたが、作ったのものをエクスポートして他のアプリで活用することについては未経験でした。この講座ではblenderとRobloxを横断しながら、Robloxで問題なく動作するPropを作ることを目指します。

できるだけ少ないポリゴン数で穴のないモデルを作り、一枚のテクスチャでできるだけ質感を表現することが求められます。ぶっ差しモデリングは当たり前、マテリアルをいくつも使いまくっていたこれまでのモデリングとは違って、押さえなければいけないポイントがいろいろあります。

何度もお世話になっているお馴染みうめちゃん先生の講座なので、いつも通りわかりやすかったです。講座学習に関してはコツコツ続けて2週間くらいで完走できました。問題はキャッシュバックがかかった認定課題です。

私には難しかったです。講座は理解できたつもりでも、いざやってみると思ったように作れません。手順に悩んだり、想定外の現象に遭遇して迷走しました。

◎不合格が続いて苦しかった認定試験

課題は、資料を参考に作る机と、それに合わせたソファを自由にデザインして作る2つ。
机は3面図を元に作りますが、精密な画像ではないので細かい部分は自己判断で進めます。

机ーここから始まる
モデリングできるとひと安心だけどUVやベイクもそれなりに大変
初回提出のソファ1号

特別に変わった形の机ではないのですが、接合部の処理などをどうすべきか迷いました。また、ベベルをどこまでかけるのかも悩みどころです。1回目の提出時には、見えにくいところ以外は全部ベベルをかけていましたが、ベベルをかけるとポリコン数が一気に増え、かけたタイミングで、訳のわからない変形がかかってしまい、迷走しました。その後のフィードバックでわかりましたが、かけすぎだったようです。
自由課題のソファは、正解があるわけではないので、机に比べればましでしたが、机と同じように意図しない変形やポリゴン増に悩まされました。

1回目の課題制作では迷走しまくり、時間がかかって精神も消耗していったので、とにかくダメもとで提出してフィードバックをもらって、2度目でクリアしようという戦略にしました。

想定通り、1回目は不合格。不明瞭だった部分のフィードバックをもらえてスッキリしました。次こそは!の気持ちで再挑戦したのですが…

2回目提出の机とソファ
Robloxにインポートして確認作業。奥の机はキャラが倒した

2回目も不合格でした。1回目の時よりはフィードバックも少なく、あと一歩といった感じでしたが、気持ちが折れました。何度も何度も確認してこれならと思って提出したのに、自分では見つけられないエラーがあったようです。DEVLOX Academyのディスコードでオープンに質問ができるので、一般化して聞けることは聞いたのですが、一番知りたい「私の作ったモデルの具体的にこの部分がこうなってるからダメなんだよ」というのはわからないまま。ベベル少な目のシンプルなモデルにして丁寧に作り直すことにしました。

キャッシュバックキャンペーンの条件は3回以内に合格すること。私は、キャッシュバックが成功したら次の背景講座に進むけれど、ダメだったらここで潔く撤退すると心に決めていました。2度目の不合格で相当気落ちしていましたが、3回目の挑戦まで力を振り絞って粘りました。

3回目の机
3回目のソファ

3回目を提出…そして…ついに合格できました!

講座学習は10日くらいで終わったのに、認定課題は合格するまで1ヶ月くらいかかりました。引きこもってBlenderをやり続け、課題を出した後は数日、マウスの使いすぎで手首が痛かったです。3回目もダメだったら諦める覚悟だったけれど、やっぱり努力が報われてうれしい!

次は講座の背景編に挑戦します。prop編とはまた全然違う世界なのかもしれませんが、認定試験と併せて良い結果が出せるよう頑張ります!


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