野犬保護と犬界のアイドル|アニマル・ネイチャーコミュニケーション
野犬とのコミュニケーションの中で、ひとつ疑問がわいたので、野犬保護のカリスマ(っていうのかな?)に会ってぜひ話を聞きたいと、湘南国際村のKDPを訪問してきました。
KDPカナガワドッグプロテクション代表の菊池英隆さんに会ったとたん,
「ん~~~、そうだね~、この人は犬が大好きな匂いしてる〜」と思いました。もちろん私のしっぽもフリフリ。
シェルターに入ったとたん、50匹近い犬たちに吠えられ囲まれましたが、で私平気なんです。彼らは眼が怒ってないから(笑)
案の定、ヒーリングが必要な子が寄ってきましたから、ヒーリングをしました。
順番に入れ替わり立ち替わり。なかには、してほしいんだけど、近づくのは悔しいと、50㎝ずつ近寄ってきては、最期まで遠目で恨めしそうに見る子も(笑)本当にわかりやすくてコミカル。
今日のワンコたちはいつもより落ち着いていて、絶対に気を許さない子まで眠り始めたことに驚かれていました(笑)⇒集合意識で癒やしてみた
さて菊池さんへの質問はこうです。
「果たして野犬を人間のもとに連れて行って、本当に幸せなのだろうか?」
佐良直美さんの野犬保護を手伝っているときに、原っぱで野犬たちが楽しそうに戯れる姿をみました。それは、本当にキラキラと天国のような風景だったんです
すると、菊池さんは、「そうそう、私も何度かその天国の風景を見ました。本当に美しいですよね~。僕も最初は悩みました。」って、優しい人や。
「その子たちが人間の世界に行くメリットはあるんでしょうか?」と私。
僕の考え方はこうです、とわかりやすく説明してくださいました。(注:私の脳内理解の要約です)
とキッパリ!
自分の哲学がある方で、だからワンコは安心するんですね。この哲学(思想)がない人は行動がブレるので、犬たちは、この人ダメだなと、すぐに見抜きます。
そして捕獲についての意見も参考になりました。
シェルター内で群れで暮らしている犬たちには秩序があり、一見幸せそうに見えます。が、俺も俺もとヒーリングを求めてくるように、やっぱり彼らは自分一人に注がれる愛と信頼を欲しているようでした。
今回の動物保護施設の訪問で、本当に動物のことを考えている方が沢山いらっしゃることを知って、本当に嬉しく思いました。
きっとドッグ王国では、菊池さんはアイドルとして知れ渡っているのではないかと思います(笑)
動物王国では、ひとりひとりの小さな思いやりも、同じくらい大きなこととして積み重なっているようです。
例えば、アスファルトの上で亡くなった動物を、土の上に返してあげるとか。(友人から聞いた話)
あ、そういえば、菊池さんの最後の一言が印象に残りました。
「僕が犬だったら、絶対に土の上で死にたいと思う。彼らは土が大好きだから」
(photo: ©樫原弘志・ジャーナリスト)
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