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第1回のコーチングを受けたらセーラー服でしゃがみ込む私がいた

先月、体験セッションと、継続セッションの第1回を受講した。

コーチングを受けた理由はただ一つ

「私に合う仕事はなんですか!!!」

この答えを知りたかった。

でも気づいたら中学生の自分に会いに行くことになっていた。



と言うのも、コーチングの最中、私がコーチに

「幸せになるのが怖いんですよね〜」
「幸せになっちゃダメだと思うんですよ」

と言った時。

「それは誰の声?」

とコーチに聞かれたことから始まっている。


最初は

「母ですかね」

と言おうと思った。

でもなんか違う。

母はそんなことは言っていない。

母ではないとなると誰だ。。


目を閉じて、目を閉じつつもよーく目を凝らすと、

そこには大量の自分がいた。

中学生の自分、高校生の自分、大学生の自分、
いつだかわからない自分。
多分15人くらい。

デモみたいな感じで私に対して

「幸せになるな!!」

「楽しむな!!」

と言っている。


これは困った。

そんなこと言われてもねぇ、、と思う。



「一番声が大きい人に声をかけてみましょうか」


コーチに言われ、私は中学生の自分に声をかけてみることにした。




中学生の私はセーラー服を着て体育座りをして俯いていた。

さっきまでデモを起こしていたが、一対一になると態度が変わるようだ。


今の私
「ちょっと楽しいこととかしてみようか」



中学生の私
(顔を上げて私の顔を見ると、急に怒り出す)

「無理無理無理無理!!!」
「そんなのずるい!!!」



今の私
「でもさ、ちょっと幸せになってもいいんじゃないかな」



中学生の私
「ダメだよ!そんなの絶対ダメ!!!」



ずっとこんな調子だった。


その後もセッションは続いたが、モヤモヤが残った。

あの子を説得するにはどうすればいいか、日常生活を送りながら考えた。


あの子はなんであんなに頑ななんだろう。

なんであの子は幸せになることを許可していないんだろう。

あの子だって幸せになりたいはずなのに、どうして諦めているんだろう。

あの子が大事にしているものってなんだ。。


現時点の推測としては、

あの子は「生き残ること」を大事にしている、ということ。


「幸せになるなんて夢の話。

まずは生き残らなくちゃいけないんだから、楽しんでる場合じゃないでしょ?」

小さな声で、言い聞かせるように、自分自身に言っている彼女が見えた気がした。


そしてそう思うようになってしまった理由はなんとなくわかる。
それはきっともっと小さい頃の経験からきている。
それについてはいつか別の機会に書くかもしれない。


でも

今の自分は違う。

今は生き残ることを第一優先にする必要はきっとない。

私は生き残れる。

たとえ幸せになっても、生きていていい。

今の自分が大事にしたいことは生き残ることだけじゃない。

だけじゃないけど。

じゃあなんだろう。


見つけたい。

セーラー服の頑なな彼女。
味方につけたら心強いかもしれないとも思っている。





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