デザイン思考、デザインシンキング

最近はめっきりデザインという職域から離れ、労務という職域にいるせいか。。。頭が凝っています。。。

なので今日はデザインについて。といっても商品をつくったり、パッケージのイラストを描いたりではなく、思考法について。

デザイン思考はパッケージデザインやイラストを描くような職種の人にとどまらず、顧客の体験をデザインする人なども含まれます。

顧客がどのような体験を求めているのか、顧客にとってどのような価値を提供すればよいのか、その価値をどのように商品やサービスに落とし込めばよいのか。

デザイン思考とは、それら顧客の体験を最適化しようとするマインドのことです。

デザイン思考はイメージや感覚的な右脳的思考と、ロジカルに考える左脳的思考の両方を組み合わせるハイブリットな思考法です。
とにかくたくさんのアイデアを出すフェーズと、出されたアイデアを評価するフェーズとを分けて考えます。

アイデアを出すフェーズで必要なのが、文字だけではなく五感や感情などあらゆる情報をインプットし、あらゆる形でアウトプットする右脳的思考です。

出されたアイデアを評価するフェーズで必要なのが、実現可能性などを加味したうえでアイデアを論理的に評価し選ぶ左脳的思考です。

情報技術やプラットフォームの進化により、企業から消費者という一方通行が価値ではない流れになりました。
個人も含めた外部の事業者との共創に乗り出す企業も増えています。
自社内だけにとどまらず、ユーザーも含めた外部とのコラボレーションが求められる時代背景もあります。

これからの私たちに求められるのは顧客のインサイトを理解し、価値を提供すること。そのためのアプローチの一つがデザイン思考です。

変化が多く、スピードを求められる社会のビジネス領域にこそ求められる、ビジネスパーソンにとって意味のある考え方だと思います。

まずは、自由に発想してみること、少しずつその輪を広げていくこと。
デザイン思考のトレーニングは忘れないようにしたいです。

特に私は左脳です。


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