見出し画像

人間性と行い

先日、友人が「このコロナが落ち着いたら、〇〇さんと飲みに行きたいなぁ」と言い出しました。

「〇〇さん?(たとえ落ち着いても)飲みはいいかな(笑)」

友人とその〇〇さん、そして私との付き合いは10年以上となるのですが、私は〇〇さんが苦手だったので、友人と同じ気持ちにはなりませんでした。

しかし、嫌いではないのです。なぜなのでしょうか。そして、自分の論理的思考の時間がスタートしました。

結果として、「あ!」と思った事が本日のテーマです。

これまでの人間関係を振り返った時、ある側面に気づきました。”人間が好き”という側面と、”行いが好き”という側面です。多いパターンは、”人間は好きだ。しかし、行いには興味がない(もしくは苦手)”だったのです。自分の感情を分析すると、「〇〇さん好きなんだけどなぁ、やる事が苦手なんだなぁ」。これが、自分の感情でした。

逆のパターンが起こる関係性もありました。”人間性はそうでもないが、行いは尊敬する” 。このパターンは、仕事上の人間関係に多い気がしました。”人間性も行いも好きだ”というパターンも、もちろんあります。同じ志を持った”同士”、道は違うけれど進んでいる方向が同じ人でした。

その人の行動ばかりに目が行って、不満やお節介が出てきそうな時こそ、”私はこの人の人間性をどう思っているのか”を考えるチャンスだと思います。純粋に”好き”ならば、寄り添う選択肢も見えてきます。そうでないなら、温かく見守る選択肢もあります。

誰かと繋がりを持つことが不安な時もあるでしょう。直感的に合わないと思うなら、その方の人生の成功を祈り、静かに見守ります

色んな人間がいる社会の中で、器用に生きている人はどんな人なのでしょうか。

正味、不器用な自分には分かりませんが、色々な形の繋がりを大切にしながらも、自分の時間を大切にしようと思います。

“相手を尊重すること”。自分にとって永遠のテーマです。幸いにも、様々な環境に身を置かせて頂いた経験により、相手を尊重することによって、自分の選択肢がどんな広がりを見せるのか知ることが出来ました。

人間性、行い。それぞれの違いを受け入れて、良い繋がりに感謝すると、また違う景色が見えてくると、私は思います。

【写真】:近江神宮

【宣伝】:オンラインヨガレッスン開催中。ご興味ある方は下記のサイトより詳細をご覧ください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?