大好きなピューマ
ピューマが好きです。
きっかけは、とべ動物園(愛媛県)で暮らしていた、ピューマのインティです。
初めてインティに会った時、インティは、床に置いていた鉄板を使って、ガリガリと爪とぎ?!をしていました。
名前が書かれていたので「インティ!」と呼びかけると、「ニャー!」と、こちらを向いて返事をしてくれました。
ネコ科でも、ライオンやトラのように、「ガオー」と鳴く種類と、ピューマやチーターのように「ニャー」と鳴く種類がいるのですね。
インティは、2012年2月生まれの男の子。
生まれたときから目が少し悪く、また片足も不自由でした。
けれども、時折、顔を上に向けて、周りの音に耳を澄ませる様子をしたり、
名前を呼ぶと、こちらに寄ってきて、返事をしてくれたり。
とても可愛くて、懸命に生きていて、人懐っこいインティ。私は大好きでした。
「インティ」という言葉は、ケチュア語で「太陽」という意味だそうです。インカ神話に登場する太陽神そのものを表すとも言われます。
インティの存在は、私の中で太陽みたいにキラキラしていて、「動物園に行く=インティに会いに行く」ということでした。
インティに会うためだけに、一人で動物園に行ったこともありました。
そんなインティですが、足の具合がだんだん悪くなり、2021年8月に旅立ちました。
インティ、ありがとう。。。
インティたちのお母さんのマリーさんも、とても美しいピューマでした。
ちなみに、インティの妹、ラフさんは、タフくんとニコちゃんを生み、元気にしています。
動物園のピューマは、年々減っていますが、少しでも増えていってほしいと心から思います。
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