リフレクソロジーってなあに
私は13年前、若石(じゃくせき)健康法というリフレクソロジーに出逢い、学びました。
自分で自分の足刺激を行うセルフケアを紹介していきたいと思います。
あなたの健康に役立てていただけたら、とても嬉しいです。
リフレクソロジーとは
足裏や足の甲、側面には、身体の他の部分と繋がっている場所(反射区といいます)があると言われています。
その場所を押したり、押してスライドさせたりすることで、心身を健康に導こうとする、WHO(世界保健機構)推奨の健康法がリフレクソロジーです。
足を刺激することで、足だけでなく、身体全体の血行を良くし、器官や臓器の働きを正常にしたり、ホルモンのバランスを整えようとするものです。
足からの健康法の始まり
足を刺激することによる健康法は、古く4000年~5000年前から、エジプトやインド、中国など世界各地で行われていました。
エジプトのアンクマホールの遺跡には、足もみをしている人達の絵が描かれた壁画も残っています。
リフレクソロジーのきっかけ(西洋)
リフレクソロジー(反射学)のきっかけとなったのは、アメリカの耳鼻咽喉科の医師、ウィリアム・フィッツジェラルド氏と言われています。
麻酔の技術があまり発達していなかった時代に、患者の痛みを少しでも和らげようと研究したフィッツジェラルド氏は、『ゾーン・セラピー』という本も出版しています。
その後、リフレクソロジーは発展していきます。
リフレクソロジーのきっかけ(アジア)
1970年代、台湾で布教活動をしていた、スイス人の呉 若石(ご じゃくせき)神父はリューマチで悩んでいました。
その頃、若石氏は、スイス人の看護師、ヘディ・マザフレ・著の『未来のための健康』に出逢います。
その本を参考に、ご自身の足もみを続け、リューマチを治したことが、若石健康法の始まりです。
現在のリフレクソロジー
リフレクソロジーは日本、台湾、アジア、西洋など多くの国と地域で行われています。
ヨーロッパでは、医学関係者が補完療法として行うことが多いようです。
例えば、スペインの医師マンサナレス氏は、病院での30年ほどの臨床データ約7万件を元にリフレクソロジーの研究を重ねておられます。
また、南アメリカでは、インガ・ドーガン女史により、リフレクソロジーは国家資格となっています。(東洋の経絡も考慮した方法です)
西洋のリフレクソロジーは、他の方に対して行う方法が中心のようです。
一方、若石リフレクソロジーは、自分自身のセルフケアにも重点を置いています。「自分の健康は自分で守る」がモットーとされています。
足刺激の第一歩
簡単なセルフケアをご紹介します。
足先から膝上まで、満遍なくクリームやオイルを塗る。
手の指や、足もみ棒などで足先から心臓の方向へ押したり、押したままスライドさせたりする(まんべんなく刺激)。同じ箇所は3~5回でOK。
終わったら、コップ一杯の白湯やハーブティーを飲む。
セルフケアの注意点
お腹いっぱいの時は避けて、食後1時間後以降に行う
傷口などは避ける
発熱時、妊娠中、生理中は避ける
骨のすぐそばのセルフケアは強すぎないように。
イタ気持ちいいくらいの刺激がおすすめ
まずは、お風呂上りに、クリームなどを丁寧に足に塗ることから始めてはいかがでしょうか。
足裏の様子や、左右の足に何かしら違いがないかなど、観察するのもおすすめです。
足の様子を日記にすることで、何か健康へのヒントが得られるかもしれません。
リフレクソロジー関連のmyプロフィール
☆公益社団法人 日本アロマ環境協会認定アロマテラピーインストラクター~2010.7より
☆プロ若石健康法マスター(日本若石マスターズ協会会員)~2011.7より
☆国際若石メソッドスクール認定 初級プロ養成講座講師~2011.7より
☆若石健康法上級手技講座課程修了(2012.9)
☆ NPO法人地球足もみ健康法実践普及協会賛助会員(2011~)
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