アンパンマンキャラ_ジャムおじさんとバタコさんは妖精？2人の関係は？

アンパンマンの絵本やアニメを見たことがある人ならきっと誰もが知っている、「ジャムおじさん」と「バタコさん」🍞✨

ジャムおじさんはパン作りの名人で、アンパンマンの生みの親です。アンパンマンの新しい顔を作ります。

そしていつも一緒にいる女の子、バタコさん。パン作りの助手をしたり、アンパンマンたちのマントを縫ったりしてくれます。

今回はその2人について、ちょっとマニアック?な視点から掘り下げていきます😊🔍

◯Q.  2人は人間なの？

A.  人間に近い姿をした「妖精」です。

公式ホームページにも記載がありますが、彼らは妖精です。
そもそも、“アンパンマンワールド”(アンパンマンたちが住んでいる世界)にでてくるキャラクターは、ぜんぶ妖精ということになっています。

ちょっとイメージがつきにくいかもしれないのですが、
ティンカーベルのような妖精🧚ではなく、
たぶん「架空の生き物、つまり絵本やテレビの中の空想上の生き物」という意味で、「妖精」という言葉を使っているのではと思います。
幻想的で素敵ですね☺️✨


アンパンマンワールドには他にも人間に近い姿をしたキャラクターが多数います。
あかちゃんまん、おことちゃん、ちゅらおばあ、命の星のドーリィ、ナンドバット、オーロラむすめたち、ナンダナンダー姫、オカリナ姫、シャイン王子…。
(著作権の関係でイラストを掲載できずごめんなさい！)
これらもみんな妖精。もちろんアンパンマンも妖精です🎵

◯Q.  2人の関係性は？

A.  パンづくりの名人とその助手。
　　それ以上の関係はありません。

アニメや絵本では、お互いのことを「バタコ」、「おじさん」と呼び合う、とても近しい距離感にある２人。
(ほかの人は「バタコさん」、「ジャムおじさん」と呼びます)

そんな２人の関係性ですが、親子や親戚ではないようです。2人とも歳もはっきりしていませんし、2人の出会いやお互いのエピソードは私の知る限りありません。

書籍『アンパンマン大研究』のなかで、著者のやなせたかし先生は、
「アンパンマンワールドには、きっちりとした肉親関係、親戚関係などというものはありません。」(注1)、
鈴木一義氏は「叔父と姪の関係だと思います。」(注2)と記しています。
(「だと思います」、ということで鈴木氏のイメージということです)

想像するのは自由なので…
私は、「パン作りが好きで、親戚のおじさんのところに住み込みで教えてもらいに来ている姪っ子♩」
みたいな位置関係だったら可愛いな〜と思っています🥰(妄想です)

(なお、最近アニメではバタコさんは「おじさん」呼びをやめて「ジャムおじさん」と呼ぶことが多いようです。個人的には「おじさん！」呼びを貫いて欲しかったですね！)

◯Q.  「アンパンマン」のストーリーにおける、2人の役割とは？

A.  アンパンマンや子どもたちを見守る、親のような存在だと思います☺️

アンパンマンや仲間たちのピンチにはいつでもどこでも速攻で駆けつけてくれるジャムおじさんとバタコさん。
新しい顔を遠くからぶん投げても絶っっ対に外しません💪

アンパンマンは、2人が必ず駆けつけてくれると信じているから、お腹を空かせた人にすぐに顔をあげられたり、ばいきんまんにも臆せず立ち向かったりできるのだと思います。

そんな2人の姿は、アンパンマンにはもちろん、絵本やアニメを見る子どもたちにも、まるで親のような安心感を感じさせてくれます。

これからも2人笑顔で、アンパンマンや成長する子どもたちを、温かい心で見守っていて欲しいですね😊

今回もお読みいただきありがとうございました🍊✨

◯出典、参考文献

注1、注2: やなせたかし・鈴木一義「アンパンマン大研究」，フレーベル館、1998年6月,ともに86ページ

アンパンマンポータルサイト「アンパンマンについてQ &A」https://www.anpanman.jp/、2024年5月2日

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