私の中のなみだちゃん
私の中にいて、時々ひょこっと出てきては私のほっぺをつたって、大量のティッシュもしくはタオルに染み込んでいく、私のなみだちゃん。
その色は私の好きな群青色。
もしくは深い藍色かな。
私のあふれる感情を水滴の中に詰め込んで、私の中からあふれ出ていくの。
もうどうしよう!って行き詰まってつらくなったとき、いつもそうやって、私の中からあふれる感情を外に出してくれてたんだよね。
それなのに、また出てきた!って思ってごめんね。
だって人前でボロボロ流すの、恥ずかしくて。
人前で涙を流すことがどういうことか、わかってきてからは否定してばかりいたよね。
今でもいっぱい泣くことあるよ。
感動したとき、
わかってもらえて嬉しいとき、
追い詰められてどうしていいかわからないとき、
頑張っても空回りするとき、
本やテレビ、映画で感情移入したとき、
楽しい話をしていて興奮したとき。
どうしてこんなにも感情はあふれちゃうんだろうね。
私のなみだちゃんは、めちゃくちゃ忙しいよね。
このあふれる感情と上手く付き合っていくスキルってあるのかな。
身につけたら泣かなくてすむのかな。
でもそうなったら、なみだちゃんはヒマになっちゃうね。
世間一般のいい悪いに当てはめずに、私はもっとなみだちゃんと仲良くしてもいいのかな。
わたしのなみだちゃん。
すごく大粒で、次から次へと流れてきて、見てる人はハラハラするかもしれないけど、流れていくとスッキリするの。
私の感情のデトックス方法なんだよね。
そっか、定期的に感情を流しちゃうっていうのはどうだろう?
無理やり流しちゃうんだよ。
あふれた感情を。
泣ける映画を月に1回観るとかさ。
泣けるマンガを読むとかさ。
この映画が、本が、泣けるんです!ってワンワン泣いたら、私の中であふれそうになっていた感情も一緒に、なみだちゃんと流れていくよ。
昔から感受性が高いって言われてた。
学生のときも、泣きついた人に言われたっけ。
数回行ったカウンセリングで心理士さんも言ってたよね、感受性の高さは何とかするものじゃなくて上手く付き合っていくものだって。
押し込めるんじゃなくて、周りが悲しまないような、心配しなくていいような方法で、そのあふれしそうな感情を解放してあげたらいいんだよね。
月に一度のデトックス。
涙を流してもいいし、自分の感情のままに何かを作ったり、表現するようなことをしたらいいんじゃないかな。
どうかな、なみだちゃん。
これからも私のあふれる感情を流してくれるかな。
もう否定しないから、仲良くやっていこうね。
◆ なみだちゃんの存在は、下の記事を書いて自覚したの。上手く付き合うために言葉にしてみたいと思ったから、この記事ができました。
◆ 涙活情報
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