思いがけないカフェじかん
私、今、都内の下町のカフェにいる。
甘ーいの食べたかったのに、なぜかガーリックフランスにかじりついてて、顎の筋肉が痛くなってる。
ホントはね、通りにあるオシャレなカフェとか、雰囲気のあるごはん屋さんとかに入りたかったのよ。
でも…狭くてひしめき合ってるとか、雰囲気ありすぎて入りづらいとか、ここは入りたい！と思ったところは満席。
結局、駅まで戻ってリトルマーメイドに入ることに。
とてもひとりでは食べないだろう大きなガーリックフランスを6切れに切ってもらって、イートインで休憩。
何でこんなことになってるのか。
それは私がまたもやスケジュールのミスをしたからなのよね。
まさかのミス
私は１時間以上かけて、都内のスタジオにピラティスを習いにきていてね。
ピラティスインストラクター養成講座の実技をね。
ホントは10月で終了するはずだったんだけど、あまりの過密なスケジュールに後半は息切れ。
何も最短で合格することが大事じゃない。
ゆっくりでいいから、納得するまで学ぼうと決めて、テストは受けずに次のクールの再受講で通うと決めた。
少し休んで、今日が久しぶりのピラティス。
受付すると見慣れない講座の本を提示されて、イヤな予感がした。
また私、いくつかあるスタジオのスタジオ間違いをしたのかしら、、と。
以前もあったの。
スタジオを間違えた。
間に合わなくて断念したこともあった。
ちゃんと確認しないと！！と自分にダメ出しをしたのに、またやったのかと思って、ハラハラした。
実際には１週間ズレてたみたいで、来週の日曜日だった。
終わってなくてホッとしたとともに、来週は予定があった。
心がせかせかしてるときに、無理に動いてもいいことはない。
次のクールに持ち越す？
確か受講できる期間には幅があったはず。
ぶらり旅
ここまで電車賃だけで往復2000円くらいかかる。
せっかくできたひとり時間だもの。
東京の下町をブラブラしてみようと思った。
本屋さんが結構ある。
飲み屋も多いな。
古着屋さんも所狭しと並んでる。
カワイイ子供服のお店も。
雰囲気のいい本屋を見つけて、気になってるものや欲しかった本を手に取った。
それと、最近私が心の底から欲しいものは、こころの交流だって気づいたから、夫との交換日記ノートも買おうと決意。
この本を見つけるのは2回目。
運命よ、といいように理解して手に取って。
さらには、上の子が生まれたばかりのときに知り合ったママ友で、今までは子どもの誕生日にプレゼントを贈り合い、今はお互いの誕生日だけをお祝いし合ってる人がいるのね。
その方の誕生日がもうすぐあるから、その方用にも。
いらないかもしれないけどさ。
ちなみに、その方から私が今年もらったのは、エコカイロ。
繰り返し使えるってすごくない？
このメカニズムに感動したのよ。
酢酸ナトリウムっていう、凝固点が58℃なのに結晶化しないで状態で安定してる物質の水溶液が中に入ってるらしいのね。
中に入ってる金属を押して刺激すると一気に結晶化が始まって、その結晶化の熱がカイロになるっていう。
面白いでしょ？
化学なのよ。
でね、この結晶化って見てると面白くて。
自然の反応って面白いよね。
ボトルアクアリウムをやってても思うけど、自然の摂理って、ホントにすごい。
あとは栗原はるみのパーソナルマガジンの2号をゲット。
これ、1号から気になってて。
今回は「私が大切にしていること」だったから、迷わず手に取ってしまったよ。
まな板が付録でついてるみたい。
あとは道路地図と、仕事図鑑。
お仕事図鑑はいろいろ出てるけど、パラパラめくってみて、シンプルでわかりやすくて、欲しい情報が出てるかなって思ってコレにした。
子どもたちのためもあるけど、私も知りたい。
私もよく考えたら、あんまり調べなかったのよね。
今から仕事を変えるのは難しいかもしれないけど、コラボも今は流行ってるしね。
「せっかく来たんだから」の呪い
私ってね、もったいない根性がハンパなくて。
せっかくきたんだからとか、せっかくやるんだからとか、そういうのつい考えちゃう。
あとはすんごくカワイイのが安売りしてたりすると、購入のハードルが一気に下がっちゃったりしちゃう、「お得買い」も多い。
完全に情報に振り回されてるし、惑わされてる。
わかってるのに、反応しちゃう自分が情けない。
なんていうか、がめついのよね。
得られるものはなんでも得たいし、学べば学ぶほどいい人生が送れそうって思ってアレコレ学びに出かけたくなる。
悪くないんだけど、そこに軸がないのを前々から気になってた。
仕事でもそうなのよね。
目の前の患者さんで困ったときや仕事で必要な知識を持ってないと感じたときに学びを深めるということが多かったから、学びたいキッカケがあるから学ぶという感じ。
軸がないんだよねぇ、学びにおいても。
だからといって、軸が欲しいと思っても、コレって簡単に見つかるものじゃないし。
だけどさ、夫や子どもたちには生まれつきそういう自分軸みたいなのがあって、自分の求めてる以上のことってしないのよね。
そういう生き方、したことない。
極端に言うと目の前にあるものは何でもほしい！みたいな感じで生きてたかも。
都内に出たらオシャレなカフェ行かないともったいない、とか（笑）
そういう生き方してるから散財するのよ。
そして、自分を見失うのよ。
なんかもっともっとさ、自分が生きててやりたいことって小さくて少なくていいんじゃないかって思えてきたよね。
何かすごいことを成し遂げたい！って気持ちがあって、特性のある子どもを育てながら仕事も続けてるし、カラダのことなら伝えられることがある！と思っていろいろチャレンジしてきたし、本気でやれると思ってたけどさ。
実際にはめちゃくちゃいろんなことに気が散ってる。
自分がやることには注意が向いてないし、今日は電車の乗り間違えなかったけど、この前はとんでもないところまで行っちゃったし？
でもそう思う一方でね、ホントは私がやりたかったことをひとつひとつやってるのかもしれないとも思ってる。
自分の足で歩いてるよねって。
こうしなきゃいけないからしてる、じゃなくて、やってみたくてやってる。
仕事を減らしてのんびりしてみたかったから、のんびりしてる。
いつも教えてるカラダのこと、他の人から学んでみたくて習いに行ってるし。
つい収入につながらないことは無意味、みたく感じてしまうのだけど、それは多分今、すごくお金がかかるときで、だけど子どもにたくさん時間もかけてあげたいときで、アレもコレもやりたいのにできないから。
アレもコレもなんてできないのよね。
もっと欲張らずに生きたいな。
私、十分に持ってる。
これ以上求めなくていいようになりたい。
そう思って、いろんな気持ちに向き合ってきたつもりなんだけど、なかなか簡単にはクリアできないね。
いろんな生き方があっていい
ブレない生き方をしてる夫や子どもたちに感化されて、私もそうなりたいなーって思うのに、なかなか思うようにはいかない。
そんな私に新しい視点を見つけてくれた本はこれ。
自分だけの色が欲しいカメレオン。
自分には自分だけの色がないことを嘆くんだけど、同じカメレオンの仲間に会ってそんな自分を肯定していく話。
自分の色がない、という個性を認めること。
同じように生きてる仲間がいる心強さ。
それはそれでいいんだってことなのよね。
ひとりだとなかなか認められなかったり、周りと比べてしまうけれど、おんなじような想いを抱えて生きてる人がいるとすごく心強い。
分かり合えることのありがたさ。
だけど、世の中には違っていても認め合える人たちだっている。
ひとりじゃないよって言ってもらえてる気がしたよね。
何者にもならず、自分の道を
もう何度も自分に言い聞かせてることだけど、ただただ毎日を生きてたっていいよね。
目の前のことをただただこなす日々だっていい。
子育てが上手くできなくなっていいし、仕事で上手くやれなくてもいい。
自分が自分でいられることを大切にしていい。
できないことはできないって伝えてみていい。
怖いけどさ、それを踏まえて一緒に考えてもらえる経験を積んだっていい。
子育てしてると、いろいろ刺激が多くてさ、その度にいろんなことを思い出したりするよね。
特に自分の子ども時代のことって、今まで思い出しもしなかったのに、ありありとあふれてくる。
そのときの感情まで一緒に。
改めて取捨選択して、残したい思い出だけ残すようにしよう。
過去は変えられないけど、捉え方は変えられるし、もう自分には必要ないって手放すことだってできるのよ。
私はもう、こう生きなくちゃいけないっていうのを手放したいなぁ。
目標を持って生きるのをやめたい。
そうしなきゃダメって思ってたけど、違ってた。
思考メインで考えた目標って、私の感情がついてこないんだもの。
もっと目の前のことをよく見て、感じた感情を大切にして取捨選択し、積み重ねていく毎日も送ってみたい。
いろいろやってみたいね。
その中で決めてみたい。
私は1人で生きていくのが不安で、夫みたいに芯が強い人を選んで一緒にいてもらうことでなんとか前に進んでこられたんだと思うのね。
見た目は怖いものなしで突き進んでいくような人に見えてたようだし、私も自分のことをそうなんだって勘違いしてたところもあったけどさ。
実際にはビビって動けないでいる幼児期の心から脱せていない気がする。
心はまだ子どもって人もいるよね。
子ども見てるとさ、私も変わらないところでつまずいてるじゃんって思うもんね。
なかなか大人の年齢だよって言われたって、難しいよね。
ここがゴールとかないんだよ。
だからもっと過程を楽しめるように、思考回路の転換や発想の切り替えをしていく必要があるよね。
今はいろいろ考えて言葉にできる時間があることが幸せ。
誰かに読んでもらいたい話じゃなくて申し訳ないけど、今はそんな時期。
もっともっと自分で取捨選択できるように、自分の感覚を研ぎ澄ましていこう。
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