ADHDは基本、落ち着かない
めちゃくちゃ落ち着かない日々を過ごしているみかんです。
刺激が多すぎて落ち着かない、というのもあると思うけれど(日々子どもたちや自分の仕事のことで何かしらあるから)、そもそもADHDは「基本落ち着かない」という言葉に出会い、ハッとしました。
落ち着かない、はデフォルトだったか。
だから穏やかで落ち着いた生活を望むのね。
ふふ。
ということは、落ち着く環境や習慣という自分の意志以外の力を借りて、なんとか上手くやっていくしかないのですよね。
突然のnote連続投稿も、きっと落ち着かなさを発散したかったのだろう、と理解できました。
そんな私が落ち着くために考えてることをまとめてみます。
行動の枠を決める
やることが少なすぎて空白の時間があるのも落ち着かないし、自分のキャパ以上のやることがあるのも落ち着かないんです。
ストライクゾーンせまっ!
めんどくさっ!
なので、調子が悪くてもやれる、もしくはやらなきゃならない最低限の「毎日やることリスト」と「チェックリスト」をつくり、
「できたらやりたいことリスト」もつくっておいて、こちらは余裕があるとき用。
これで優先順位の明確化と注意散漫を防ぎたいと思います。
こうしないとどうなるか。
ひとつ気になると、どんどん数珠つなぎのように心配事ややりたいことがどんどん頭を埋め尽くし、いつの間にか今やらなくてもいいことに頭が支配されてしまうんですわ。
SNSなんか見たら、影響されちゃって、私もこれやりたい!なんて発動しちゃうと、そのまま買い物に行ってしまうことだってあります。
やらなきゃいけないことを置き去りにして。
その行動力がいい方に生かせることもあるのだけど、方向性がハッキリしていないとどんどん外れて行ってしまうのが考慮すべきところですね。
我が家では夫と長男が、私の方向性の修正役であります。
でね、私は意識して、自分の行動スイッチが入ったときには夫か長男にひと言、どう思うか聞くようにしています。
ま、大抵「それ今必要?」って言われますけどね。
でも成功例もあります。
先日中古車のセレナを買いました。
キャンプを楽しむために、乗っていたフリードでは手狭になり。
中古で買って7年乗って、もう13年を超えた車だったから、車検で出た金額にビビったのもあり。
熟考の末、我が家にはセレナがピッタリでした。
でね、次の点検までには買いたいとネットでチェックをし続けていたところ、考えていた条件がピタリとハマり、しかも予算内で、行動範囲内のディーラーにあって、認定中古車、という願ったりな車が出たのですよ。
即買いはしません、という夫(手強い)と子どもたちを連れて、車を見に行き、まさかのその日に購入できました!
担当さんが、いちばん懸念していた駐車場問題をわざわざ我が家に来て解消してくれたという点も大きかったですが。
私も必死だったので、ガンガン心配点や気になる点を質問し、全部解消されたのも大きい。
中古車は条件が合うものに出会ったら、あとはスピードも必要なので、こんなときはとっても役に立ちました。
買って以来、いまだにこの条件を上回る車には出会えていないもの。
そして、買えたからこそ、今のキャンプライフはサイコーなのです。
時は金なり。
というわけで、方向性さえハッキリすれば、そこへ突き進むだけという行動自体はとても身軽で行動力も高く、ADHDの良さを生かせるんだと思います!!
だけど物事の方向性に関しては…人の手を借りた方がうまくいく気がしています。
だって考えられてたら、こんなに困ってないもの!
信用できる人、わかってくれる人、判断が上手い人、順序立てて説明するのが得意な人、そんな人を見つけるべし。
ADHDって刺激に吸い寄せられるから、何か結果を残している人とか見える価値に惹かれやすいけど、結婚相手に必要なのは、方向性がブレない人、シンプル化が得意な人、余計な刺激を自ら作り出さない人ではないかしら。
我が家の夫がそんな感じ。
そばにいるパートナー選びって、そういう意味で大事よね。
LOVEは安定した生活の上で成り立つと思うから。←我が家がホントそう
頭の中を見える化
キャパが少なく、情報の整理が苦手なので、処理しきれないことが頭にたくさん入ってくると、混乱してきます。
私は、ミスが増えたり、予定を忘れたり、家事にやる気が出なかったり、イライラしやすかったり、言葉に感情が乗りやすかったり、多弁になったり、見切り発車で行動し始めたり、甘いものが食べたくなったり。
そう、行動に表れます。
私は自分の行動から気づくことが多いです。
察知したら、まずは脳内の見える化が大事。
人に話す、ノートに書く、何でもよし。
見える化しているうちに、自分の気持ちに気づいて、スッキリすることが多いです。
大抵ね、悩むとか、処理しきれないことって、自分には難しいと思っていたり、やりたくないことだったりするじゃないですか。
でもそれを無意識には認めたくなかったりするので、書いてやっと自覚できたりします。
やりたくないことは誰かや何かに頼めないか、お金で解決できないか、考えてみるのもいいかと。
難しいと思うことは、ハードルを下げたり、人に相談したり。
自覚さえできれば、次の行動に移れるんですよね。
あとはホントはこう思っちゃいけないとどこかで思っているから、なかなか自覚できない気持ちもあります。
例えば、子どもと笑顔で話ができるのがいいのに、自分はうまくできてない、と思っていると、自分が笑顔になれない原因を考えるキッカケがなくなって、ただ自分を責めちゃったり。
自覚した後は、とことん自分を応援するのが大事ですよね。
笑顔にならないのはずっと忙しくて休めなかったからってわかれば、罪悪感よりも休むことを優先にできたりしますもんね。
動く習慣を作る
これは大事だって、最近気づきましたよね。
ADHDの人って、落ち着かなさを動くことで解消しているところがあるんですって。
確かに!
動いている方が楽です。
前の職場、自分のエリアが半径1mくらい。
めちゃくちゃしんどかったです。
今はね、1階から3階をとにかくずっと行き来しています。
話すことも仕事だし、体を動かすことも仕事なので、めちゃくちゃスッキリします。
私が仕事を辞められない理由はコレも大きいと思います。
ただ、今は思う存分仕事ができないので、家にいるときに動ける習慣があるとさらにいいんですよね。
うん、それは掃除がいい。
掃除がしやすい環境を整えて、習慣化できたら良さそうな気がします。
あとは、急ぎではない用事は極力歩いてこなすとか。
運動のため、じゃなくて、メンタルコントロールのためと思うと、動くことのハードルはかなり下がる気がしますよ。
だって、自分にいい影響与えるってわかってるんだもの。
エスカレーターもあるから使うんじゃなくて、やっぱりスッキリする階段ですね!
うまくいかないときは誰のどの特性が関係しているか俯瞰する
実は、ノウハウを知っていても、その状況での判断が難しいと思うことがよくあります。
ある特性に対する対応はわかっていても、本当に今その特性が問題なのか、という判断って多分人それぞれ分かれるところだと思うし、やってみなければハッキリしなかったりしません?
なので、ケースバイケース、試行錯誤、この2点は常に頭に入れるようにしています。
例えば、三男の幼稚園登園のとき、気持ちの切り替えが難しくて、時間内に出発できない、という状況があるとしますね。
ホントに三男の特性だけ?
実は、そこには私の出発までの時間の過ごし方で、優先順位の考え方のズレも影響していたり、そもそも私が余裕ある行動設定ができてなかったりしたんです。
あるときに気づきました。
うまくいったとき、実はいつもの30分前から私が行動できていたから、という理由があって。
もちろんそれだけではないのだけれど、私がゆとり行動できると、早めに出発できる可能性が高くなりました。
大体、問題になる時って複数の要素が絡み合っていると思います。
それをある一つの要素だけに対策を絞るのは、うまくいかないです。
うちみたいに、それぞれに特性があって、私にもある場合は特に。
私は自責と他責しか選択肢がなく、考え方が狭かったと思います。
こういうシングルフォーカスな特性に、気づくか気づかないかで、行動も変わってくるので、自覚って大事ですね。
以上、今思いついたものを列挙してみました!
おしまい
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