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noteを手放す前のまとめ

noteを手放すと決めた「ご報告」の記事を書いて、私はものすごーーく解放された気持ちです。

温かいコメントをくださり、ありがとうございました。

個人宛にDM(お問い合わせ)が送れるなんて知らなくて、こっそりコンタクトをとってくださった方もいらっしゃり、嬉しく感じました。


さて、完全に手放す前にどうしても言語化しておきたいことを記事にして、noteアプリを封印しようと思います。


私は数年前、目の前で起こる現実(子育てと仕事の両立でバランスがうまく取れない、長男が不登校、三男の知的な遅れ+ASDへの対応が難しい、自責が止まらないなど)に対して、不適応を起こしてしまい、自分の足で人生を歩めなくなってしまいました。

その原因探しや自分の気持ちを自分で応援してあげたいという決意で、noteを始めたんだと思います。

ずっと困っていて、誰かにどうにかしてもらいたくて、でも自分で向き合わないとならなかった部分が noteで書くことにより浮き彫りになりました。

それをやっと自覚できて、「自分育て」につながったと思います。


この数年は本当に大変でした。

でも仕事も家事も育児も夫婦関係もおろそかにせず、頑張りながら自分とも向き合ってきました。

これができたのは、たくさんの人の支えや環境があったからだと思います。


向き合う中で、過去の失敗やコミュニケーションのスキルの弱さ、社会性、ADHD特性、不安な気持ちなどなど、自分の中にあるネガティブな要因のひとつひとつと対峙しました。

でも、それは大きな要因ではなくて、肯定するか工夫して上手く付き合えばいいことばかり。


私にとって、とても大きな要因だったのは「被害者意識」でした。


〇〇だから〇〇できない、という思い込み。

私という人間が「こうすべき」という思考に乗っ取られてしまっているような感覚。

何かが起こると私のせいでは?とつい考えてしまう思考のバリエーションの少なさ。

人の役に立てないと、こんな私が生きていていいんだろうか、と感じてしまう自分の存在に対する罪悪感。


被害者意識が無意識下にあるときは、子どもの不登校や発達障害の発覚は、事実以上に私の心をむしばみました。

私のせいじゃないと言われても、頭では分かっていても、私のせいにしか思えなかったんです、感覚的に。

それが一番つらかったですね、目の前の現実が全て自己否定に結びついてしまうから。


私を突き動かす「無意識」の部分に根強く存在していた「被害者意識」が自覚できたら、私はだいぶ楽になりました。

楽、というのは、物事を客観的に捉えることが自然にできるようになった感覚です。


被害者意識がないと、ジャッジもしなくて良くなるし、頑張らなきゃ!と追い立てられることもないんです。

目の前の出来事を自分のせいだと思わなくても済みます。

気がつくと無意識のうちに、私がダメなんじゃないかという気持ちに引っ張られていたのがなくなります。

私のことを好意的に見てくれてる人が目の前からいなくなったら、生きていけないという感覚も和らぎます。

子どものことで一喜一憂せず、長い目で見ることができ、冷静になって対応できるようになります。

反射的に反応してしまい、あとで後悔するってこともかなり減ります。

なんで分かってくれないの?と思うことも減ります。

仕事でモヤモヤすることも減ります。



私がよく参考にしてたjoeさんのブログでも、ちょうどわかりやすく紹介されてました。


生きづらいのは、心の地図が描けなかったから。

自分の人生の舵を自分で切るための地図ですよね。


親によって心を耕してもらえなかった、むしろ自分が親の耕しに協力していた(ここは私も自覚があります。よく親の整理できない気持ちの聞き役になってましたから)場合、自分は耕されていないんですよね。

親を恨みたくなる気持ちにもなるけれど、自分の心は自分で耕すこともできる、それをこのnoteで自分の心と向き合う中で実感しました。


乗り越えて思うのは、大事なのは楽になった結果の「今」ではなくて、そこまでの過程だということ。

試行錯誤の中で、得るものはたくさんありました。

むしろ、自然と耕してもらって大人になった人よりも、人生に深みが増したんじゃないかという自負があります。

何よりそんな自分が愛おしいし、大丈夫!と思えることが嬉しいです。


私のnoteでの旅は、この感覚を自分で得られることだったと思います。

長かった…だけど、向き合ってきてよかったです。

その気持ちをしっかりと言語化できたので、noteは卒業です!


メンバーシップも今月をもって閉じさせていただきます。

メンバーの方に十分にお役に立てないまま、このようなカタチで終わらせていただくことをとても申し訳なく思います。

こちらは今月末まで責任を持って、私のカラダとココロの向き合い方をお伝えしようと思っています。

最後までよろしくお願いします。










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