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仕事に対する意識の変化

私ね、今まで自分が何を大切にしたいのか、何に迷っているのか、それをちゃんと理解していなかったみたい。

その上で思考と感覚の不一致があったから、モヤモヤしていたのね。

思考と感覚が一致したら、現実の捉え方が一気に変わり、仕事へのモヤモヤが晴れた。

今までの悩みってなんだったんだろう。

そんな感覚的なことを言葉にする記事。


現実に対するモヤモヤ感

長男が年中さんのとき、長男の療育との両立のため、仕事を転職した。

ちょうど震災があって帰宅困難の経験をしたこともあり、夫婦のどちらかは近くで勤務できた方が安心ということも考えて、7年いた職場を去った。

本当は居続けたかったけど、他にも決断した理由はあって。

それは子どもが3歳になると、時短勤務から復帰しなければならなかったということ。

翌年に次男の3歳の誕生日を控えていたから。

フルタイムになれば、当然今まで時短勤務のために免除してもらっていた業務の数々も回ってくることになる。

次のリーダーは…なんて話も出ていてね。

だけど療育との両立で手一杯になることが予測できたから、ここら辺が潮時かもしれない、少し仕事はペースダウンできた方がいいような気がしたの。


だけどね、その一方で、 私の中の「仕事に対するやりがい」はフツフツとくすぶってた。

つまり、思考は「ペースダウンして子育てを優先」と思っているのに、感覚は「仕事でやりがいを感じたい」と強く思っていたんだと思う。

その不一致が長い間、私の中での葛藤となっていたんだろうね、今思うと。


その葛藤が

「もっとこうしたいのに上手くいかない」

という現実を引き起こし、周りのスタッフとの関係構築に影響を及ぼしてた。

私の「もっと」が、目の前の「もっと良くできそうなこと」への意識を高めてしまい、それによって周りのスタッフとの温度差を感じる日々で。

空回りしてたよね。

周りの人たちと上手くやっていきたいという思考と、もっと!を求める感覚。

どちらも叶えることが難しくて、毎日葛藤し、上手くいかないことで感情があふれてしまうことも多かったよ。


その最中は、何でこんなにも上手くいかなくて、なんでこんなに急き立てられるような感覚に日々追い回されてるのかわからなくて、ただただ自分の感覚に振り回されているような毎日だった。

それをどうにかしたくて、私は仕事を徐々にペースダウンし、自分と向き合う時間を作ったの。

仕事をゼロにしなかったのは、細々とでも続けていないと仕事に戻れないと思ったのと、生活費が足りない現実もあったから。

葛藤を続けながら、できた時間で少しずつ自分と向き合ってきた。

振り回されずに生きられるようになりたかったの。


noteで言葉にしてきた日々

葛藤の理由がわからず、心が揺さぶられたときはnoteに書くことにした。

言葉にすると客観視ができて、自分の想いが明確になったのを実感してる。


noteを始めたばかりのときは、吐き出すと自分責めや自己否定の塊だった。

そんなの誰も読みたくないじゃん。

私だって読み返したくない。

だから、最初は自己否定や自分責めから始まったとしても、最後はちゃんと自分を応援したり、大切にする視点を持つようにしよう。

そう、自分と約束した。

自分を責めても否定しても、解決にはつながらない。

頑張ってる自分をちゃんと応援できるようになろうって決めた。


それももう2年前になるんだね。

そのころから私の記事を読んでくださってるなんて方、どれくらいいるんだろうなぁ。

ずっとずっと葛藤してきて、いろいろ考えてきて、無駄じゃなかったよ。

根底には「私らしく生きていきたい、笑っていたい」っていう願いがあったと思うし、そのために何とかしたいと考えてきたのだからね。

紆余曲折はあったものの、トンネルっていつかは抜けるものなんだなぁと思ったよ。

苦しいときは目の前のことで必死なんだけど、いつかは抜けるときがくるんだなぁ。

今の私はそんな感覚だよ。

少しずつ変化しながら、楽になりながら、過ごしてきて、やっと未来がある程度見えるようになってきたよね。


このまま生きていてもいいことなんか想像できないし予測もつかない、なんてときは気が重い毎日だった。

でも、少しでも悪くない着地点が見えてくると、こんなにも気が楽になるんだなぁ。


実際の現実変化

「仕事でやりがいを感じたい」

私が求めていた感覚。

でも現実は、それを求めようとするとパート勤務という勤務状況が実現を阻んだり、周りとの温度差で上手くいかないことが多かった。

それはきっとね、私には「仕事でやりがいを感じたい」という想いと「周りの人と程よい関係で上手くやっていきたい」という気持ちがあって、どちらも得ようとするとどちらかが上手くいかないという状況に陥ってたのね。

そこの葛藤を紐解かないと、次のステップに進めなかったんだと思う。


今回、職場でのモヤモヤや上手く働く未来が想像できないことと、子育てとの両立が上手くいきそうな求人を見つけたことが重なって、転職を考えたことがキッカケで、やっと向き合えた。

向き合ったのは、私が仕事をする上で欲しいと思っている「感覚」の深掘りと、子育てと仕事の両立のバランスの深掘り(コーチングを利用)。→過去記事参照

それから、ビジネスにおけるコミュニケーションスキルの視点を得ること(自分のコミュニケーションスキル診断と講座の説明会に参加)。→過去記事参照


これだけ悩んだからなのもあるよね。

一気に現実変化が起こってビックリした。


1つは、大切にしたい感覚のひとつが「空気感」だったってことに気づけたことで、職場でコミュニケーションを取るときの優先順位が自分の中で変わったの。

そしたらね、今まで上手くコミュニケーションが取れてないなぁと思っていた職場の同僚と、一気に距離感が縮まってビックリ。

優先順位が変わったことで、選ぶ言葉が変わり、私の基本スタンスも変わったからだと思う。


もう1つの変化は、目指す方向性が変わったことかな。

今までは患者さんや利用者さんとの「狭く深い関係で伴走し、得られる一体感」を大切にしたいと思っていたのね。

それが仕事のやりがいだった。

でも今の職場と勤務ペースでは、それは実現できなくて。

だから職場を変えようと思ったんだけど、そこにやりがいを設定しなくていいことがビジネスのコミュニケーションの視点でわかったのよね。

つまり、仕事をする上での自分のゴール設定ってたくさん散らばってるのよ。

それに気づかなかっただけで。

専門職だとつい専門性を高めたくなってしまうのだけど、もっといろんな視点ってあるんだよね。


ただね、その視点はどこかにはあったんだけど、どうしたら学べるか、どういうステップがあるのか、というところまでは至っていなくて、課題の細分化ができなかったから「苦手感」しかなかったんだと思う。

ビジネスにおけるコミュニケーションのピラミッドを知り、段階的にスキルアップしていけばいいことがわかったら、一気にやる気が湧いてきて。

不思議なものよね。

それがわからなかったときは、ただただ苦手意識と、これから働く上での不安要素でしかなかったのに。

新たな目標とそこに至るまでのスモールステップがハッキリしただけなんだけど、それだけで仕事のモチベーションが上がったよね。

さらに、空気感を優先したことによる職場の人間関係の改善が後押しして、仕事に行くのがこんなにも軽いとは。


意識を大切にする視点

「意識」って目に見えないから、自覚するのが難しいなぁと思う。

だけど、意識が変わると現実も変わる、簡単に。

「こうしなきゃ」とか思って努力しなくても、自然と現実が変化する。

面白いね。

今回、その体験をしてよくわかったよ。

「意識を大切にする」

難しいけど、トライしてみて良かったなぁ。

これはね、ノウハウを実行して習得するよりも自然で自分の感覚に則してるから自信にもつながって一石二鳥だったよ。


今日の仕事はサイコーだった。

仕事内容は変わってない。

私の意識が変わっただけだけど、現実は大きく変化して、私は私らしくいられた感覚がある。


思考と感覚の一致があると、こんなにも違うものなんだね。

これからはモヤモヤしたら、思考と求めている感覚を明確にして、不一致をどう一致させていくかを考えていくことにしようと思う。

いい学びを得たなぁ。








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