浪人生だった僕が成績を大きく伸ばした勉強法。

こんにちは、蜜柑です。


今回は、かつて浪人生だった僕が成績を伸ばすことができた勉強法について書いていきたいと思います。


『成績を大きく伸ばしたってどのくらいやねん!』

なーんて思われた方もいらっしゃいますよね?


僕の成績は、わかりやすくセンター試験で


<現役>450点くらい(模試とかでは530くらいでした。)

<浪人>730点くらい


に伸ばすことができました。


この成績はめちゃめちゃ良いってわけじゃないとは思いますが、

200点以上伸ばすことができたのは我ながらすごいことなんじゃないかなと思います。(凡人なりに)


こんな凡人の僕でも200点以上伸ばすことができた勉強法など、受験生の方々に少しでも参考になるようなことをここから書いていけたらと思います。



🚨※あくまでこれは僕の勉強法です。それがこれを読んでいるあなたにとっても当てはまるかはわかりません。なので、これを鵜呑みにするのではなく様々な情報を集め、自分なりの勉強法を確立してください。



①大学選びについて

勉強法の前に大学選びについて。

もう大学4年生も佳境に入り、就活も終えた身として少し思ったこともあるので。


今受験勉強をされている方やこれから受験勉強を控えている方は、様々な条件で大学を選んでいますよね?

例えば、地元の大学だけ、とか学びたいことが学べる学部とか。


学びたいことがある方は、ぜひその大学に進んでいってください。

しかし、地元の大学だけで選ぶというのはやめたほうがいいと思います。(個人的に)


というのは、就活をしていると想像以上に高学歴しかいません

みなさんが知っているような企業の面接には関関同立やMARCH、早慶上智、旧帝大の人たちばっかりです。

僕の実体験ですが、そう言った企業で「ん?どこ?」みたいな大学の学生には会ったことがありません。


「地元の国立なら大丈夫でしょ」

なんて思っている方、国立は旧帝大からみたいな雰囲気は確実にあります。

国立大に入るのが難しいのは僕もわかっています。

ですが、地方国公立より関関同立やMARCHの方が評価は高いように感じます。

(もちろん地方国公立でもすごい人はいます。大学に入ってから何をするかはかなり大事。)


なので、受験生の方々には国公立は旧帝大、私立は関関同立やMARCH以上を目指して欲しいなと思います。


ちなみに僕は将来やりたいことが確立していたわけではないので、

(例えば先生になりたい人は教育学部に行くみたいな)

将来ビジネスで役立つことを学ぼうと思い、経営学部や商学部を志望していました。



②僕の勉強法における基盤

僕の勉強法には、基盤が2つありました。

まず1つ目がエビングハウスの忘却曲線

2つ目が書くより読むということです。


まず「エビングハウスの忘却曲線」について。

画像1


これが忘却曲線なんですが、1回勉強したきり復習せずにいた場合の記憶は赤い線になります。

これが2日目、3日目と復習していくと忘れにくくなり、長期記憶として覚えていくことができるということです。


みなさん自宅の住所や電話番号は何も見ずにスラスラと言えませんか?

それは幼い時から何度も書いたり読んだりしてきたからです。

それを勉強にも応用しようぜ、ということですね。


忘れなくなれば受験勉強において最強ですよね。笑


続いて「読む」ということについて。

これは永遠の課題だと思うんですよ。

みなさんも書く方が覚えられるという方、読む方がという方それぞれいますよね。


僕は、書く方が覚えられるタイプです。

ではなぜ読むことにしたのかってことなんですけど。

答えは簡単で、疲れるからです。


単語とかは書き殴った方が覚えられますよね。

ただそれは定期試験とか、短期間に詰め込む場合に可能な方法で。


受験勉強は何ヶ月という長い期間をかけて行うものなので、ずっと継続できる方が大切だと思います。

そのためには、たかだか1つの勉強でヘロヘロになるのは非効率なんですよね。


加えて、できれば音読もするようにしていました。

音読すればものすごく頭に残っています。

小学校で学んだ国語の文章を今でも少し言えたりしませんか?

その要領です。


それに、前述したエビングハウスの忘却曲線とも相性がいいように感じますし。


というわけで、「エビングハウスの忘却曲線」と「読む」ということを基礎において勉強をしていました。


ちなみに、僕は参考書の表紙がボロボロと崩れるようになったらそれなりの回数勉強したとみなすようにしていました。



③国語の勉強法

国語と言っても、現代文、古文、漢文と3つあるのでそれぞれ違いますが、僕が使っていた参考書や解き方も書いていければと思います。

(実は国語はめちゃくちゃ得意でした。)


1)現代文について

正直、現代文は覚えることも少ないと思います。

そのまま日本語だし。

現代文は一番得意だったので、僕なりの解き方を書きます。


僕の現代文の解き方は、文章を1回しか読まないということです。

「バカだろ」という声が聞こえてきそうですね笑



ですが、僕はこの勉強法で満点をたくさん取ってきました。

というのは、1回しか読まないということは時間をかけてじっくりと読むということです。

その1回で流れなどほぼ全てのことを理解します。



そうすると、問題を見たときに瞬時に答えが分かるようになります。

(どうしても二択から絞れない場合はもう一度文章を読み直すこともあります。)

この解き方を練習していると、現代文で8割は取れるようになるのではないかと思います。


2)古文について

古文、漢文ともにその時代の”常識”を知っておくことが重要です。

常識を知っておくと登場人物の心情や背景がよりわかりやすくなるし。


このような参考書を用いて、勉強しておくといいと思います。

これも基本的に何回も読むことで勉強します。

続いて単語。

僕はこれを使って勉強していました。

これを忘却曲線に当てはめると、

ex)1日目 1~50

  2日目 1~100

  3日目 1~150

  4日目 51~200


というような感じです。

「三歩進んで二歩下がる」のイメージですかね。


続いて古典文法について。

僕はこの参考書を使っていました。

この先生が面白く、好きだったからというのもあります笑


この参考書を使って何度も音読することで覚えるようにしていました。


古文についてはこれくらいです。

あとは過去問を解いたりしていました。


3) 漢文について

漢文も古文と勉強法はそこまで変わりません。

僕はこの参考書しか使っていません。

この原先生という方から直接学んでいたからというのもありますが、何より詳しく様々なことが書かれていたからということもあります。

この一冊で句形やキーワード、常識全てのことが学べます。

真面目にやれば、コスパ最強だと思いますよ。


詳しく書かれている参考書は難しく、勉強するのが大変です。

そのため「漢文これだけ!」みたいなタイトルで出版されている参考書を使う受験生も多いです。

ですが少ない情報量では安定して高得点を取るのは難しいと思います。


なので楽をしようとせず、コツコツと続けていくことが大切です。


この参考書も、何回も繰り返して読んだり音読することで覚えていきました。



④英語の勉強法

この英語が一番難しいですよね。

僕はそう感じていました。

全然伸びないし。

ですが、単語を覚え、音読を繰り返していくことで8割くらい取ることができるようになりました。

音読をすることで、読むスピードが上がったように感じます。


単語、熟語ともにこのターゲットを使っていました。

正直、英単語や熟語に関してはどの本を使ってもいいように思います。

ただ、注意点として、語数はこのターゲットくらいはあった方がいいと思います。


これらも忘却曲線に則って勉強していました。

<単語の場合>

ex) 1日目 1 ~100

    2日目 1~200

    3日目 1~300 

  4日目 101~400

これの繰り返しです。

熟語は50ずつやっていました。

1日にやる語数の基準ですが、少なくとも1ヶ月で1周するように決めていました。


次は文法ですが、

僕はこれを使っていました。

高校で使っていたからです。

これに関しても、参考書は同じようなものであればなんでもいいと思います。

文法に関しては、本当に苦手だったので擦り切れるまで読み、音読を繰り返していました。


最後にリスニングについてですが、

これと言って対策はしていませんでした。

「英語聞くだけならなんでも一緒じゃね」

と思っていたのと、自分がある程度話せるようにならないと聞けるわけがないと考えていたからです。


なので、僕の趣味であるプロレスで外国人選手のインタビューを聞くようにしていたり、音読を繰り返すことで発音よく言うことができるように練習していました。


その結果、7割くらいは取れるようになったと思います。


⑤数学の勉強法

数学は文系数学だったと言うことと、センター試験さえ取れればよかったので、それに向いた勉強をしていました。


まず、教科書や参考書、インターネットを使い数ⅠAやⅡBの公式をメモ帳に全部書きました。

赤シートで隠せるように赤やオレンジのペンで。


それらを忘却曲線の要領で、毎日繰り返し読むことで覚えるようにしていきました。


次に問題を解くことですが、僕はペンを持っていません。

(もちろん過去問は別ですよ!笑)

使っていたのはこの青チャートです。


「ペンを使わないで数学の勉強なんて無理だろ」

なんて思われていませんか?

僕はこの勉強法で1Aは8割、2Bは7割取ることができるようになりました。


このチャートには例題と問題があります。

例題は、その問いのすぐ下に答えと解き方があるんですよね。

僕はまず例題を見て、頭の中で

「あ〜、この公式を使って、こうしてこうしたら解けるな」

と言うのも考えます。

次にその例題の答えを見て、自分が考えたものと同じ解き方になっていればOKです。


違った場合は、それを読み込んだ後で下にある問題を解きます。

その場合は簡単にノートに解き方を書くようにしていました。


これも忘却曲線の要領で何度も何度も解きます。

特に間違えた問題は3日連続で解くようにしていました。


ちなみに、この勉強をするようになったわけは、以前チャートは問題と答えが分かれており、両方持ち運ぶと重かったからです。

ただのめんどくさがりが生んだ勉強法です。笑


⑥理科・社会科目の勉強法

理科・社会科目の勉強法は、基本的に音読をすることが大事かと思います。

特に社会(なかでも歴史)は頭の中にイメージできているかが鍵ではないでしょうか。

なので、音読を繰り返したり、歴史についてはマンガを読むなどイメージがつきやすくなるような勉強を行うことが必要かな。


僕の時はセンター試験でしたが、このシリーズをよく使っていました。

特に公民科目や理科科目で重宝しました。


それらをインプットしたあとは、一問一答などを用いてアウトプットをすることも忘れずに行っていました。


⑦まとめ

ここまで読んでくださりありがとうございました。

長々と書きましたが、要は計画的な復習が大事だと言うことです。


受験勉強は計画性が本当に重要です。

今日はなんの科目を勉強するのかをしっかりと計画立てて行うことが、効率よく成績を伸ばすことへの一歩だと思います。


最初の方にも書きましたが、これは僕に合っていた勉強法なので、鵜呑みにすることなく取捨選択を行うようにしてください。


この勉強法が少しでも参考になれば幸いです。



ではでは٩( 'ω' )و

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