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シャチに会いに行ったら、またシャチに会いたくなった

実は、シャチが大好きです。
夏休みは家族でよく、父の運転で鴨川シーワールドに行っていました。

鴨川シーワールドの目玉といえばシャチ。

普段なかなか見ることのない大きな海洋生物に子供の頃から心を奪われ、イルカショーよりシャチのショーを見たがったほどでした。

それが高校卒業を最後に家族旅行に行かなくなり、最後にシャチを見たのは大学2年生のときにデートで行った鴨川シーワールドにて。

今日、はじめての名古屋港水族館で6年ぶりにシャチを見に行ってきました。

楽しみの先制攻撃

入り口入ってびっくり。
目の前の水槽にイルカ、その右隣にはシャチが泳いでいるのです!

目玉生物の初っ端の登場に驚きを隠せず、カメラの設定に苦戦をしながら夢中でシャッターを切りました。

最初にいちばん見たいものを見てしまったときの感想。

はじめに小さな魚たち、奥に進むと大型生物、といった展示方法には意味があるんだなあ、と思いました。

楽しみは後に取っておく派の私としては、もう少し楽しみ度合いが高まってからの方がよかったのに……と。わがままでしょうか。

いろいろと「リアル」なシャチのショー

シャチのショーは12時と14時半。
12時の回はメイン水槽での開催ではなかったため、14時半のショーも見ることにしました。

ショーではシャチの演出はもちろん、モニターを使って野生のシャチの様子も解説してくれます。

「シャチは生息域によって食べる動物が違うんですねー」と、生息域ごとのシャチの暮らしぶりを、ポップな声でお姉さんが紹介し始めました。


「ここはクジラの生息域。シャチは、親クジラと並んで泳いでいる子クジラを沈めて食べちゃうんですねー!」
「ここのシャチは集団で波を起こして、流氷の上にいるアザラシを落として食べます!」


映像とともにポップな声でされる説明はどれも、ことばにし難い自然の厳しい世界でした。

すごいな……、こんな説明するの? 子どもギャン泣きしているし……、と、右斜め前で母親に抱かれながら泣く子どもを、思わず気の毒そうに見てしまいました。

今度は野生のシャチを、知床で

ただ、私のシャチ愛は高まる一方。
かねてから行きたかった知床に行く理由がかなり強くなっています。

野生のシャチを知床で見るベストシーズンは、7月前半まで。
それまでに決断しないとまた来年まで待たなければなりません。

行きたい……、でも、8月にねぶた祭りに行くからな……。

贅沢な悩みがまた1つ増えました。

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