見出し画像

敬語を辞めれば、「企画生」から「キカトモ」になれる

敬語で話すの、辞めませんか?

久しぶりに話す企画生からの提案はまさに、「企画生」から「キカトモ」になる最も簡単な方法だった。


コピーライター・阿部広太郎さんが主催する連続講座『企画メシ』も、残すところあと2回。

「このままで終わりたくない」「みんなともっと仲良くなりたい」「せっかくだから何かやりたい」

企画生(『企画メシ』の受講生)のそんな思いがどんどん形になっていく。みんなの行動力と熱量が、すごい。

そんな中、今日ひとつの企画が動き出した。同じ企画生、ぴかるさんが考えた企画『ことばの郵便局』。今日はそのミーティングだった。

彼女は冒頭で、「敬語で話すの、辞めませんか?」と提案してくれたのだ


この提案と同時に彼女は、敬語を無くそうと思った背景を教えてくれた。

子どもが産まれてママ友ができたとき。あるママ友に「敬語辞めようよ!」と言ってもらったのをきっかけに、ぐっと仲良くなった。

「言葉の力」ってすごい。今でも敬語で話すママ友とはいまいち距離を感じるみたいだから、なおさらそう強く思ったようだ。

**

企画生に課題の裏側を聞くインタビュー企画『裏企画メシ』で、最初にインタビューの協力をしてくれたぴかるさん。

成長意欲が高く、そのうえとても謙虚で、咄嗟に出たタメ口すら「すみません、さっきはタメ口になってしまって……」と言っていた彼女が、タメ口の提案をするのは、すごく勇気のいることだったと思う。

でも私たちは、彼女の勇気のおかげでもっと仲良くなれた

意図的に語尾を変える、ちょっと恥ずかしくぎこちない「タメ口」は温かく、まるで昔から友だちだったみたい。


思えば私は過去、こんなnoteを書いていた。

このnoteを書いたときは、「敬語だからって距離を感じるのはおかしい」と思っていた。「無理やりタメ口にするなんて」とも、思っていた。

けれど、タメ口は心の距離を縮める

今度は私が「言葉の力」を存分に体感した。


大人になってからの友だちって、どうやってつくるんだろう。

『企画メシ』第3回「チームの企画」でこの話題が出て企画として提案した「みんなとキカトモになる」企画。「企画生」ではなく「キカトモ」(企画友だち)になろうよ、という目的だった。

「タメ口で話す」は、「キカトモ」になるうえでいちばん簡単で最短な企てだった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?