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それは「本当にやりたい」企画か?|ことばの赤い糸展 後夜祭レポ

7月28日に開催された、『ことばの赤い糸展』の後夜祭に参加しました!

ことばの赤い糸展は、「運命のことばに自分から逢いにいく」体験型の展示。実話を元にした追体験を読み、その体験の結末を自ら選ぶことで運命のことばに出逢う企画です。

この展示は、コピーライター・阿部広太郎さん主催の連続企画講座『企画でメシを食っていく』(通称『企画メシ』)から生まれた企画。私も今年この講座を受けています。

ちょうど次回の講座が「チームの企画」という、チームで企画を考える課題なので、「何かヒントになることあるかなーワクワク」くらいの気持ちでいたのですが。

え、ここまで赤裸々に教えてくれるの?!と思うことばかりでした。ほんとすごかった。そしてこの知識を持った上でもう一度ことばの赤い糸展に行きたい……。

チームの役割分担と信頼関係

今回の企画のメンバーは6名。
企画と課題を洗い出し、足りないと判断した役割に的確にメンバーをアサインするのは、まさに仕事

それはまるで、前職で居酒屋の店長をしていたときの店作りと似ていました。

いまの店の状況を見て、「活気をつけてくれるような子がほしい」「冷静に淡々とやる子も入れたい」と、全体感を見てチームを作り上げていくような。

ちなみに後夜祭では、他のメンバーを誘ったメッセンジャーのスクショまで公開していました。「ここまで公開する?!」と思いましたが、こういうのがいちばん大事ですよね。

そして、企画をよくするために必要なのが、お互い指摘し合うこと。でも、この「指摘」にもポイントがありました。

配慮の質がクリエイティブの質を上げる。

遠慮はしない、けど、配慮はする。何かを伝えるときのことば選びが、その後のアウトプットの質を左右する。

肌感ではわかっていながら、それが言語化されたのは初めてだったので刺さりました。

クラファン、SNS運用からみえるマーケティング思考

特に、SNSをツイッターに絞ったのは、今回の企画が「ことば」との親和性が高いから。

インスタは単発イベントには不向きなことも、初めて知りました。
最小工数で最大効果を出す工夫がここにもあったとは!

設計と制作

運命のことばは、それまでの結末を選んだ人がどういう性格か考え、その性格の主人公のストーリーを作ったのだとか……!

この前のイベントの「憑依させて書く」と似ていますね。それにしても大変……。

企画の裏側を知って

企画の実現は、並大抵の覚悟じゃできない!

だからこそ今回の『企画メシ』の課題で、「本当にやりたいと思う企画」と言われたのかな、と思います。

いまは「すごいなあ」と憧れで見ているだけ。でもいつか企画の当事者になるために
今回のリアルな裏側はそのときの教訓になるように、ここに記します!

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