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デンマーク住宅ホーム”Yogo homes” に行って学んだこと

愛媛に唯一あるデンマークハウスメーカー(?)建築会社「Yogo homes」さんに見学をしに行きました。

なぜかというと、私はデンマークに興味がある×愛媛にいるということで「デンマーク 愛媛」と検索したらYogo homesさんが出てきました。

親がよく、家を見学するのが好きで付いて行くことが多く、私も好きなので、一緒に行きました。

学んだこと

①「快適な暮らし」ヒュッゲを第一に考えられている

「私たちは『 素朴な優しさと洗練された快適性能 』をあわせ持つ上質な家づくりにこだわり続け、皆さまの様々なご要望に自由設計でお応えしています。」とホームページでも書かれているよう、快適な暮らしを第一に考えられており、家全体をしっかりと断熱し気密性・遮音性に優れた木製サッシ、そして温水を利用したクリーンで安全な輻射熱暖が特徴的でした。(簡単に言うと、家全体をお湯のポンプを回し家全体を暖房させる。そうすることで、冬は暖かく、夏のジメジメした時期もサラサラに過ごせるそうです)

素材、設計すべて考えられて作られているのにも関わらず、個人的には値段は思ったより高くなかったです。

それは、広告費を一切だしていないからだとおっしゃってました。2000年から20年経営されていますが、お客様は私のようにデンマーク等に興味を持って検索されてきた方がほとんどのようです。「デンマーク式のお家はすべての人に合うものではないと思います。興味を持ってくださった方と真剣に向き合う」とおっしゃられていました。

②すべて環境(SDGs)に戻ってくる

・家全体の冷暖房は(最初のコストはかかるものの)ランニングコストが低いため、長い目で見るとCO2の削減へ

・すべてリサイクル可能な素材を使用

ディスポーザーにより、生ごみを持っていくための車のガス、燃焼CO2などの削減(※下水処理が整っていない地域は使用不可)

・良質な素材、木材等を使用しているため、日本の家の2倍長持ちする

・価値のある家を建てることで、資産として後に残しやすい etc.

長く使用し、持続可能な家、そして快適な家って素敵ですよね。

デンマークはSDGsが日本よりかなり進んでいますが、昔から環境を第一に考える(教育をされている)そうです。日本は衣食住のうち、住が一番遅れているそうです。


(豆知識)

戦前の住居は、古民家を見たことがある方はわかると思いますが、しっかりとした作りで100年持つといわれています。(なぜ長持ちするかはリンクをクリック)戦後、アメリカの断熱用の部品○○(名前を忘れました)が普及しました。ただ断熱をするためには、構造から変えないといけないのにも関わらず、日本の構造(夏、風が通りやすい構造)+部品だと矛盾が生じます。そのため、Yogo homesさんではしっかりと構造からデンマークのものを使用し、完璧な断熱をされています。

まとめ

ホームページやインスタグラムを拝見していて、とても良さそうという感覚はあったものの、実際に目でみて話を聞いてとてもYogo homesさんの考えた方とても好きになりました。

大手のハウスメーカーは、利益優先が多い印象(勝手に判断してすみません)ですが、広告費をなしに、お客様にその分できるだけ安く提供されていたり、「快適な暮らし」ヒュッゲを第一に考えられていて、とてもよかったです。

こういった、お客様第一の会社がどんどん増えていくことを願います。