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多様性の科学 画一的で凋落する組織、複数の視点で問題を解決する組織 /マシュー・サイド
多様性ってどうなの? そんな本を読んでみたの読書感想文です。
今回はこちら、
この本どんな本?
一言でいうなら、
「メンタリストDaiGo」がやってるような、事例・論文調べましたシリーズ「多様性」編です。
っても、どこまで論文も、事例解説も「本当か?」って話もあるからね。
信じるか信じないかは、あなた次第。
なんで読んだの?
多様性って大事だよねぇ... とはいえ、私が疲弊していく関係は健康じゃないわ
私が好きにするわ!!
じゃぁ、どんな風にするのがいいって言われてるのかしら?
なんかヒントが無いかしら?
と探してたら、この本を見つけたので。
何でそんなことを?
話せば長くなるんですが…
移住して、
・なんだこの人、神なの? って人から、
・なんだこの人、酷すぎない? って人までいらして。
この後者の人もね、最初は「悪気ないからなぁ」って対応してたんだけど…だんだん私が耐えきれず「ぶちぎれ」ましてね。
相手が「悪気ない」のと、私が「不快」を「我慢しなくちゃいけない」ではなくて。
「悪気が無くても」、私が「不快」なら、「それ、イヤ、やめて!」って言っていいんだよね。
話せない話もたくさんあるぅぅ。
マシュー・サイドさんってだぁれ?
この方↓
※TEDxで講演した時の動画。英語です。
マシュー・サイド(Matthew Philip Syed)さん
ざっくり紹介すると
・昔:
-オックスフォード大学哲学政治経済学部(PPE)を首席で卒業
-卓球選手!@イギリス代表
五輪(1992、2000年出場)
イギリスチャンピオン:1997年、2000年、2001年の3回
・今:ジャーナリスト、コメンテーター、英『タイムズ』紙のコラムニスト
経歴の情報ソースはこちら
公式HPはこちら
――ここまでの感想―――
・失敗の科学の人だなっては知ってたんだけど…、え?!スポーツ選手だったの?! リアル文武両道?やん。何それ、そのキャリアずる過ぎません?
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目次
第1章 画一的集団の「死角」
第2章 クローン対反逆者
第3章 不均衡なコミュニケーション
第4章 イノベーション
第5章 エコーチェンバー現象
第6章 平均値の落とし穴
第7章 大局を見る
ざっくり本の内容
・それ、「多様性」がないから、失敗したんじゃないの?エピソード集
-CIAが9.11の兆候をとらえていたかも?の話
-エベレストの遭難事故の話
-標準に合わせたけど、空軍パイロットの事故が増えた話
-元白人原理主義者のリーダーが改心する話
-シリコンバレーがここまで成長した秘訣は多様性?
・多様性って、どうしたらいいんだろうか? のヒント集
-リーダーシップ論
-みんなの「平均」は多様性か?
-イノベーション起きるのってピンチの時かも。
-多様性いいよね!外部と交流してるぞ!と思いつつも、同族・同じ○○で固まりがちな話。
―――
エピソード集と、多様性どうしたらえんか?が入り乱れてて、読みにくかった(笑)
エベレストの話は映画にもなっている事故のことなんだとか。
Amazonprimevideoにありました。「エベレスト」ってタイトルの作品。
読書メモ
・能力主義が悪いわけではない。が、「ある共通基準」の優秀さで選抜すると、「集合知」の偏りがでる。
→これが盲点
・なら、多様なメンバーを最初に集めたらいいんでしょ?
→NO,メンバー選考後、集団として活動すると「共通思想」になりがち。これもやばい。
・容姿を隠して実力だけで採用たら、合格者男女が違った話。
・リーダー像
支配トップダウン型、尊敬型 どちらもつかいよう
支配型 計画・実行のとき
尊敬型 未来予測、イノベーションのとき
・世論が混乱期、どうしたらいいかわからないとき(大戦後、不景気)
→支配型リーダーの人気がでてしまう(独裁国家が乱立、支配型の宗教も人気に)
→逆のとき(経済上向き)は↑の逆。
・「こんにゃろ?(怒)」精神。その視点からのアイデアも大切。
しかし、リーダーが、受け止めきれるか?敵として、排除しがち。
→巨大企業のCEO、移民の子が多い。多様性への理解・体験、反逆心があるからでは?説
・見てくれのいいプレゼン資料より、ドキュメント(文章での説明)
→自分で書いた文書を、後日読み返すだけでも多様な視点に気づく
・ブレスト? 「ブレインライティング」
誰の意見、アイデアか出さずに議論する
・建設的な批判・議論ができない組織はヤバい
・イノベーション
アイデアの「SE○」、「なんじゃこりゃ?」の組み合わせ。
支配型リーダーだと、↑のアイデアが潰されたり、言えない雰囲気に
・概念的距離
木を見て森を見ず。
部分に囚われすぎてるかも
・固定概念だとは自覚がないが「普通は〜」「いつもは〜」「みんなは〜」が盲点。
新たな視点、指摘も取り入れる柔軟性を
・収穫逓減の法則
※○○すればするほど利益も右肩あがる…ってのは、どっかで頭打ちになるよね?ってやつ。を理解できず、昔の成功にしがみついてないか?
・集合知 集団脳。
一人の力ではなく、人と人との集合ネットワークも含めた知識の力。
・良い(革新的)アイデア→一時は市場を独占できるものの、コピー、マネされて一般化、廃れる
。良いアイデアに、対応出来ないモノも廃れる って、流れ
・気をつけたい情報フィルター
-フィルターバブル
外部情報を遮断して、その集団独自の思想に偏る、偏らせられること。
泡の中にいる状態
※オウムの事件とかこれ。
ただ、集団を離れると、気づく。
-エコーチェンバー現象
信頼する人や環境から、偏見のある思想を植えつけられる/信じてしまうこと。そのつもりがなく、勝手に信じてしまうことも。
勝手に自分たちを正当化し、反対意見を削除・攻撃しやすい。
外部情報が遮断されていないのに、「間違ってる」「私達が正しい」となってしまう。
気づいたり、改心するのが大変💦
・平均値の罠
パイロットの身体測定して、
その平均値に合わせてコックピットを作ったら…事故が多発
→なんで?
調べたら…平均値の体型の人はパイロットに存在しなかった!
→位置、高さをカスタマイズできる方式にしたら、事故が減った
・ダイエットの方法、GI値も人によって違う
→GI値も血糖値の上がりやすさ実験して平均値で出来てる。人によっては、その値とは違うことも。
→正しさは、その人ごとにある。
一般的には○○がいい、も、自分に合わないならやめること。
・個人の能力よりも社交性。他の人の能力、アイデアを借りれるか?
・人類の進化自体が「多様性」の産物かも
脳のデカさ(=有能さ)は、
ホモ・サピエンス(今の人類の祖先)<ネアンデルタール人(絶滅した種)
ホモ・サピエンスが残ったのこそ、社交性・集合知による「多様性」の力なのでは?
・日常で何ができる?
-無意識バイアス(普通こうでしょ?)を使いすぎない
-世代を超えて広く発言できる場を
「科学は葬式ごとに進歩する」マックス・プランク
・アイデアの能力主義へ
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それではまた~
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やっぱり人の気配のしないところが好き
— みかみ/島移住/ (@_mikami_xxx) March 5, 2022
ぼけっとしてたら1時間経ってた🌊 pic.twitter.com/gEysYP3Aa3
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