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○ お仕事をえらぶ ②


 イライラは何かの悲しみや怒りのようだったけれど、自分の感情の原因が分からず消耗した。
 それをぶつけられていた旦那さんは、もっと消耗しただろう。

 
 たまたま結婚をきっかけに浮上した様に見えたけども、もしかすると実家でも不機嫌で波のある面倒くささがあったのかもしれない。家族というベールに包んでうやむやにしていたのかもしれない。


 『 新婚 』と呼ばれる時期に、満杯のコップがあふれるように隠しきれない不自然さが露呈した私。


 二人の関係を続けていくためにも、自分のこころと向き合わなくてはいけないと思った。
 少しでも楽になるためにいくつかのセラピーにお世話になる。
 言葉で風穴を開けてもらうと、涙が泉のように出てくる。たくさんたくさんこわかった、悲しかった、腹が立ったと。もういいよ、いいよと。
 ためてきた感情恐るべし、とにかくためすぎていた。


 気持ちのお弔いをたくさんして、内部がだんだんに、比較的穏やかになっているのを感じながら、少しずつ短時間でいいからお仕事したい、という気持ちが出てきた。
 暇で退屈で何かやりたいというのもあった。
 
 20代の頃経験した職種に短時間トライすると、オロオロしつつも、よろこびを感じる瞬間が確実にあって、泣けるほど嬉しい瞬間もあって驚いた。
 これまでお仕事で嬉しくて泣く、なんてあっただろうか。喜びを感じられるまでにこころがやわらかく回復している気がした。

 以前のほとんどは、『 ( ひとが ) こわい、こわい、たまに、少しうれしい 』という状態だった。


 『 うれしい 』という気持ちが感じられるようになると、『 楽しいこともあって、お金も頂ける 』と思えたりしてそれは目からうろこだった。
 その頃には、謎の不機嫌はほぼ無くなり、対人恐怖も激減、朝起きられるようになっていた。

 

 →お仕事をえらぶ ③に続きます💞

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