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【おうち時間を楽しもう】おすすめ"動物系パニック映画"

昨日は「地球滅亡系パニック映画」について書いたので本日は「動物系パニック映画」の記事でも。動物系パニック映画の場合、被害が及び範囲は少ないものの気持ちが悪い描写は多め。数多い動物系パニック映画の中から特に好きなものをいくつかピックアップしてみる。(※画像は無関係なホワイトライオンの赤ちゃん)

「アラクノフォビア」

1990年、アメリカ。スティーヴン・スピルバーグ製作総指揮、フランク・マーシャル監督。昆虫学者のアサートン博士は、アマゾンで猛毒を持つ新種のクモを発見。刺されて死んだカメラマン、ジェリーの死体に紛れてクモはカリフォルニアの小さな町へと入り込み、住人を死に追いやっていく。町に来たばかりの医師・ロスは、住人の死体を解剖して原因がクモだと知る。生殖機能を持つ南米のクモと地元のクモが交配し、新種のクモが生まれていたことが分かり、クモ恐怖症を持つロスはアサートン博士や害虫駆除業者と共にクモと戦う。そのクモは刺されて死んだ同行カメラマンのジェリーの死体にまぎれてアメリカ・カリフォルニア州の小さな町に上陸、次々と町の住人を殺していく。

「アラクノフォビア」とはクモ恐怖症のこと。クモが嫌いな人が見たら倒れそうな映画。ただ、恐怖と対峙することで打ち克てる場合もあるので簡単に「見ないほうが良い」ともいえない。漫画「スケバン刑事」では、とある理由でミミズに対する恐怖を味わうようになった主人公に、ミミズのエキスを無理やり飲ませて直すというシーンがある。ただ、私はカエルが嫌いだけどカエル料理を食べたら平気になるとは思えない。なので、やはりクモが嫌いな人は見る必要がないかもしれない。

「アナコンダ」

1997年、アメリカ合衆国とブラジルの共同製作。ルイス・ロッサ監督。伝説のインディオ、シリシャマ族を探しにアマゾンへ来た映画作家テリーたちは途中で遭難していた密猟者のサローンを助ける。穏やかな様子を装っていたサローンだったが、巨大アナコンダを見つけると捕獲のためにテリーたちを支配しようとする。

トイレイラーは「アナコンダ2」のもの。人気シリーズ。「アナコンダ」「アナコンダ2」「アナコンダ3」「アナコンダ4」「アナコンダ vs. 殺人クロコダイル」と続く。4までは見たが、やはり1作めが一番好き。巨大生物好きにはたまらない映画。

「ジョーズ」

1975年、アメリカ。スティーヴン・スピルバーグ監督。アメリカ東海岸の田舎町・アミティのビーチを襲うホオジロザメと人間の戦いを描いた映画。

あらすじもいらないほど有名な映画。子供のころは本当にこれが怖くて音楽を聞いただけでも背筋が寒くなったもの。ただ、あるとき、気付いた。海に入らない限り、サメを怖いと思う必要はない。そう考えたら怖いと思うことがなくなった。しかもサメが出てくる映画は高確率で面白い。サメが登場する映画については、また別途記事にしようと思う。さて、前述の通り、海に入らなければサメに怯える必要はない。しかしそんな概念を覆してきたのがアサイラム(※B級映画を量産している配給会社兼映画スタジオ)。

「ダブルヘッド・ジョーズ」

2012年、アメリカ。クリストファー・レイ監督。アサイラム配給。課外授業により、若い男女10数人と教授が大型クルーザーで太平洋を航海。その途中、クルーザーはサメの死骸にぶつかって破損し浸水。クルーザーは航行不能となる。修理が終わるまでのあいだ、彼らは近くにあった島に上陸するが、浜辺で遊んでいた数人が大型サメの餌食となってしまう。ハルク・ホーガンの娘であるブルック・ホーガンが主演。

完全なるB級。レビューでも酷評。「B級にしても酷い」とまで書かれてしまう始末。設定も雑。しかし「ダブルヘッド・ジョーズ」「トリプルヘッド・ジョーズ」「ファイブヘッド・ジョーズ」とシリーズ化されている。頭がどんどん増えていくって、そんな雑なシリーズあるか。もちろんB級らしく、むだに水着シーンやエロ要素があり、不必要に人が死ぬ。全体的に「どうして?」となる流れだらけ。それがB級映画やアサイラム作品。やっぱりB級映画っていいなー。難しいことを考えて見たら負け。なお次に紹介するシャークネードのほうが意味不明度は高い。なお、この映画のレビューは全体的に面白いのでおすすめ。

「シャークネード」

2013年、アメリカ。アンソニー・C・フェランテ監督。制作会社アサイラム。メキシコ湾で3つの台風が発生。海にいたサメを吸い上げてサメごとロサンゼルスへ。ロサンゼルス市民は暴風雨に加えてサメにも襲撃される。

シャークネードとは、「シャーク(サメ)」と「トルネード(竜巻)」の造語。「シャークネード カテゴリー2」「シャークネード エクストリーム・ミッション」「シャークネード4」「シャークネード5 ワールド・タイフーン」「シャークネード ラスト・チェーンソー」と計6作もあるが基本的な要素はサメ入りの竜巻。個人的に一番好きなのは「シャークネード5 ワールド・タイフーン」でギタリストがバスの前面に立って歌っている謎のシーン。確かワールドタイフーンだったはず。全部見ているはずだが設定をそれほど気にせず流し見ているので、どれがどれだか分からなくなってくる。アサイラムのひとたちがこれを真面目に企画しているところを想像するのが楽しい。我が家では「ダブルヘッドシリーズ」と「シャークネードシリーズ」は保存版として、消すことを禁じている。ちなみにダブルヘッドシリーズよりは、シャークネードシリーズのほうがレビューは高め。

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