母のガンが気功で消えた。おまもりアートを手掛ける、MIKAGEの誕生物語【前編】

こんにちは、MIKAGEです。MIKAGEは、宇宙アートという独自の技術で、宇宙の見えないエネルギーを絵に描くブランドです。多彩なご利益から選べる「おまもりアート」を販売しています。多くの人はここまでを読んだ時点で、「宇宙アート? なんだか怪しい感じがする。」「おまもりアートって何?」と感じられたのではないでしょうか。

そこで今回は、MIKAGEやおまもりアートが誕生するまでの背景について、全3篇に分けてお届けします。1話目は、私がおまもりアートを製作するようになった経緯について。MIKAGEの原点であるコーチングや気功の効果について、私自身の実体験に基づいて書いていきたいと思います。


1.会社員を辞めると決意。きっかけは「コーチング」との出会い


きっかけはコーチングを習おうと思った2009年に遡ります。

1983年に大学を卒業してとある一部上場企業に就職し、2013年に退職するまで30年間会社勤めをしました。大学では計算機科学を専攻していたこともあり、IT分野のビジネスを2008年まで担当しましたが、2009年に金融分野の部署に異動となりました。これは当時、会社として収益性が高く人手が足りなかった資源ビジネスと金融ビジネスに収益の低かったIT分野から人を異動させる施策がとられ、私がその中の一人となったからです。

2008年の夏頃に異動が決まり、2009年2月に金融事業の部門に実際に異動したのですが、2008年9月に発生したリーマンショックの影響をもろに受けた金融ビジネスは最も打たれた分野であり、私が着任した時はビジネスは低調になっていて人手は余っていました。異動したものの仕事はあまり無いという状況。しかも、業界も顧客も商品も全て初めて触れるので、新入社員に逆戻りしたような感覚でした。

この状況をなんとか打開したいと思っている中、自分を高い目標に導く方法論としてコーチングというものに出会いました。これが人生が大きく変わり始めるきっかけとなった、と今振り返ると思います。この理論に乗って自分で仕事のテーマを設定し、どこまでやれるか試そうと考えて会社を辞めたことで、仕事や生活の全てのことを自分が自由に決める、やるもやらぬも自分次第という環境が整いました。

私が習ったコーチングは一言でいうと「現状の延長線上にない(高い)ゴールを設定し、ゴールを達成した臨場感を上げると、実際にゴールを達成する、という原理でした。臨場感を上げるための方法として、アファーメーション*をはじめとする様々なテクニックがありましたが、これの肝は無意識レベルを書き換えることにありました。

*アファメーション:無意識レベルで確信していることを書き換えるための技法の一つで、ゴールが達成できた状態を言語化して繰り返し唱えることで無意識レベルに定着させる方法。

現状の延長線上にない高いゴールは達成する方法もわからないので、達成できると思えないわけですが、これは無意識レベルが「そんなゴールを達成するのは無理だ」と確信しているからです。逆に言えば、無意識レベルを強制的に書き換えて「そのゴールは達成できるし、未来に達成している」と思い込めれば、あとは自動的にゴールに到達する、ということでした。そのための技術としてアファーメーション等があるのです。

2.気功でガンが消える? 半信半疑で耳にした、そのロジック


その後、コーチングを習う過程で、気功という手法にもたどり着きます。コーチングと気功は、無意識レベルを書き換えるという点において、同じ原理で成り立っています。。2つの違いは、クライアントが自分自身で無意識を書き換えるのがコーチング、第三者がクライアントの無意識に介入して書き換えるのが気功、というおおまかな区別がされています。、

あるとき、気功によって無意識を書き換える例の一つとして、「ガンが消える」という話を聞きました。その話によると、「ガンは患者自身が自分で作り出している病気、即ち、外部から何らかの感染によって引き起こされるのではなく、自身が身体の一部をガン化させることで生じる病気であり、それは患者の無意識レベルでガンを引き起こそうとしているからだ。だから、気功によって患者の無意識レベルに介入し、ガンを引き起こそうとしないように書き換えることができればガンは消えてしまう。」ということでした。

そういうこともあるのかな、と聞き流していたのですが、会社を退職した1年後に母がガン(悪性リンパ腫)に罹っており、しかもどうやら末期であるらしいことが分かりました。そこで病院に入院させて通常の治療(抗がん剤、放射線の照射)を行うと同時に、気功も併用することに決め、知り合いの気功師に施術を依頼しました。

3.母のガンが消えた。医師から「治った。」と言われるまでの軌跡


母が悪性リンパ腫で病院に入院したのは2014年の5月の連休明けでした。目と脳の中だけに腫瘍ができるという特殊な病気で、脳の断層写真を見たところ、大きい4つの腫瘍が写っており、素人目にもかなり進行していることが分かりました。医師の最初の質問は「治療されますか? それとも緩和ケアにされますか?」でした。ガンには疎かったのですが、末期であることを表していたと思います。診断した医師は「治療すれば良くなるかもしれないが、1年経ったら再発するよ。」と言っていました。

コーチングを習う中で面識を得た気功師に早速施術を依頼しました。ただ、それは大変に労力を要するらしく、また特別価格で施術していただいたため、2ヶ月ほどで依頼できなくなりました。それならばと、その方に教えて貰いながら自分で施術することに決めたのが7月初旬です。これは治る見込みを期待すると言うよりも、後になってやっておけばよかったという後悔をしないための言い訳が動機でした。並行して通常の治療も進んでいき、多少改善の兆しがありましたが、抗がん剤の副作用で投与が難しくなり、放射線治療へと切り替わりました。

一方、私自身はその頃ちょうど仕事がなくて時間が有りましたので、午前中いっぱいかけて気功の施術をし、午後から病院に見舞いに行って状況を確かめ、翌日の施術を考える、というルーティーンを2ヶ月間続けました。自分で施術を始めてから3週間ほど経った時、母が吐瀉物を喉に詰まらせて危うく窒息しそうになる事象がおき、医師は治療行為を中止し体力の回復を待つという決断をしました。

8月の半ば前くらいになり、母の体力が回復したので脳の断層写真を撮ったところ、4つ有った腫瘍のうち3つは消滅しており、残りの1つも元の大きさの10分の1くらいになっていました。担当の医師からは「治りました。」と言われ、長期療養型の病院に移るように言われました。それから約1ヶ月後に長期療養型病院に転院しましたが、その受入検査時に脳の断層写真を撮ったところ、小さく残っていた腫瘍も完全に姿を消しており、転院時の診断は「慢性気管支炎」となっていました。

4.なぜ、気功でガンが消えたのか? 実体験に基づく解釈


この「気功でガンが消えた」という現象について、気功とコーチングの関係も交えた私の解釈を整理します。前述では、気功とコーチングはともに無意識レベルを書き換える技術という点で、同じ原理だと書きました。そして、コーチングの目的は現状の延長線上になり高いゴールを設定し、そのゴールが実現している状態の臨場感を上げると、実際のその通りの現実を作り出すことができる、というものでした。これに、気功でガンが消えたことに当てはめるとどうなるでしょうか。末期ガンの「現状の延長線上」は、ガンが増殖して死に至ることです。これに対して、ガンが消えてしまうことは現状の延長線上にない状態です。私が気功の施術において行ったことは、「母の脳内に大きく存在していた腫瘍がどんどん小さくなって消えてしまう」という動的イメージを、繰り返し想像しながら気のエネルギーを母に向けて送る、ということでした。この想像上の操作を20万回くらいやった時、脳の断層写真からガンが殆ど消えていました。そして担当の医師からは「治りました。」と言われたのです。

これはガンが消えたという、現状の延長線上にない状態が達成されたという状況を繰り返し想像し続けた結果、その通りの現実が出現したわけです。想像したのは私の頭の中の出来事であり、ガンが消えたのは母の頭の中の出来事です。つまり、気功によって、第三者が介入的にクライアント(ここでは母)の無意識レベルを書き換えるということが本当に実現したと解釈できます。ガンを発生させようとする無意識レベルを書き換えているので、再発することも有り得ません。実際、母はその後約3年間生き延びましたが、最後までガンが再発することはありませんでした。この実体験こそ、私がコーチングと気功の「無意識レベルを書き換える」という原理を深く理解し、全く正しいと納得するきっかけになりました。

まとめ
・コーチングと気功は、無意識レベルを書き換える技術という点で同じ原理で成り立っている。
・母のガンを消すことを目的に、気功を習ったことがMIKAGEの原点。
・母のガンが気功で消えたことで、コーチングと気功の原理が実際に正しく機能することを体験した。

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