(春)夏(秋冬)

デートしよっか

君のそのひとことに一喜一憂していた私

その日はとてもとても暑い1日だった

そして夕方から大雨にも見舞われた

大好きな街に大好きな君と初めて出かけた

友達とみる景色も、君と見ると少し輝いて見えた

普段は入らないお店に入って、試着してみたり

行列のお店に並んで、お団子をシェアしたり

どっちが上手に写真を撮れるか競ってみたり

全部が全部特別な1日だった

でも君の気持ちに気づいてあげられなかったね

ねえ、どうしてあのとき君はいつものように

「またね」って言ってくれなかったの

今でも気づけなかったこと後悔してるよ

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