子供の頃に禁止された本当はやっても大丈夫な行動
子供の頃に親や大人から「やっちゃダメ」と何度も怒られた結果、大人になってからもダメなことと思い続けたままになっている行動
そんな「ダメと教え込まれた行動」のうち、本当はやる価値の高い行動を紹介していきます。
貧乏ゆすり
ネーミング自体がすでにどうなの?って感じですが・・
膝を絶えず細かく動かすあの動作は人が持って生まれたクセで、日本人だけでなくあらゆる人種に見られるクセだそうです。
海外では「ジグリング」と呼ばれ、もちろん世界的にネガティブなイメージはありません。
貧乏ゆすりには
無意識のストレス解消
足の血の巡りを良くする効果(エコノミークラス症候群の予防など)
変形性股関節症の運動療法
といろいろな効果があります。
「みっともないからやめなさい」でお馴染みの貧乏ゆすりをすると、”幸せホルモン セロトニン”の脳内分泌が増えることがわかっていて、ウォーキングや体操、ダンスといったリズム運動をするのと同じ効果が期待できるんだそうです。
こうなると、手軽にいつでもやろうと思えばできる貧乏ゆすりを、やらない方がもったいないですよね!(もちろん、周りの人の迷惑にならないように、配慮する必要はありますが)
ため息
「ため息をつくと幸せが逃げる」と何回聞かされたことか・・
でも、ため息をつく=息を深く吐く → (吐いたことで)深く息を吸える
という風なサイクルができていれば、理想的な呼吸法なんです。
ということで、幸せが逃げるどころか「誰でもすぐにお金も時間もかけずにできる代表的な健康法」のひとつとして知られています。
そこで、ため息をつくメリットとデメリットについて考えてみると
ため息のメリットは
深い呼吸で自律神経のバランスが安定
体内酸素が増えることで酸欠が改善
肩の力が抜けてリラックスすることでストレスが軽減
一方、デメリットは
ため息を聞かれた周りの人への悪影響や不快感
ため息が多すぎるとうつ病の可能性あり
などで、こうやって挙げてみると、メリットは心身ともに大きな恩恵を受けられること。デメリットは自分以外の誰かに迷惑をかける可能性があること。
つまり、ため息は人目に触れないようにさえすれば、メリットが絶大!
ため息をつくときには「自分のからだとこころの健康のために、しっかりと深い呼吸をしている」と意識するだけで、その効果は劇的に大きくなります。
三日坊主
禁止というよりは「三日坊主になってはダメ」って感じ、行動というよりは状態なので、無理やりねじ込んだ感がありますが・・続けます。
親から三日坊主になってはダメなことと教えられた一方で、なぜ、三日坊主が悪いことなのかをしっかりと説明してもらったのかどうかも記憶は曖昧です。
なので、そんな刷り込みは手放して、今からは三日坊主は習慣の原石と上書きしてしまいましょう!
そうすれば、三日坊主な自分を楽しめるし、ほめてあげられるようになるはずです。
「子供の頃」に疑問を持つこと
ここまでお伝えしてきた「貧乏ゆすり」「ため息」「三日坊主」に限ったことでなく、子供の頃の知識や記憶、勘違いを大人になっても正しいこと、守らなければいけないことだと思い込んでいるのはよくある話です。
なぜなら、そのときに得たものは、親や先生などの強制力が働く存在から与えられたものの割合が多いからです。
だからこそ、子供の頃に見聞きしたことに疑問を持って、情報を上書きするのはとても大切な作業です。
多くの人は、歳を重ねるほどに学ぶことや自分を疑うことが億劫になったり、新しい情報や環境の変化に興味を持たなくなったりしがちです。
でも、こんな時代だからこそ、いつまでも子供の頃のように「疑問」や「好奇心」を持ち続けるのが、楽しく日々の生活を送る秘訣なんじゃないかなと思います。
ぜひ、手始めとして「貧乏ゆすり」「ため息」「三日坊主」の3つの行動を、ご自身のライフスタイルに合わせた形で有効活用してみてください!
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