セルフトークを追いかけると手に入るもの
セルフトークとは、自分の内側にある思考や感情を言葉で表現して、自分自身と対話を行うことです。
「頑張ろう」「落ち着いて」「我慢しよう」「自信を持とう」などの自分への声かけや「ダメだ」「何もうまくいかない」「いつも失敗する」「できないことばかり」のようなネガティブな言葉を、誰もが常に無意識のうちに自分の中で繰り返しています。
そんなセルフトークは意識的にそれらの言葉を追いかけてみると、いろいろな形で自己理解を深めるチャンスにつながります。
自己理解とは・・についてはこちらの記事で詳しく書いています。
パターン別セルフトークの効果
意識的なセルフトーク
そのまんまですが、意識的に自分自身と対話する時間を作ります。
例えば、毎朝や夜に自分と向き合うための静かに過ごせる時間を作って、自分の思考や感情について考えたり言葉で表現したりすることで、本当の自分・素の自分が持つ思考や感情に気づくことができます。
感情や思考の分析
セルフトークを通じて、自分の感情や思考を客観的に分析します。
そのセルフトークには、実際はどんな感情や思考が隠れていたのか、どのような信念や価値観によってそれらが自分の中で言語化されたのかなど、日頃は認識できていない自分の深い部分を理解することができます。
ポジティブなセルフトークへの変換
ネガティブなセルフトークをポジティブなものに変換します。
これについては言うまでもないことですが、自分に対する否定や批判の言葉を意図的に肯定的な言葉や励ましの言葉に置き換えることで
自己肯定感(ありのままの自分を受け入れ認める感覚)
自己効力感(自分の力を信じる感覚)
自己有用感(自分が誰かに必要とされている感覚)
などが高まります。
文字にする(日記・ジャーナリング)
日記やジャーナリングを通じて、セルフトークを書き出します。
実際に文字にして自分の感情や思考を視覚化することで、より自分自身を客観視できるため、深い自己理解につながります。
他者との対話
セルフトークを通じて気づいた自分について、誰かに話したり相談します。
自分のことは案外自分が一番知らないことが多いので、他者のフィルターを通した視点や意見を聞いて参考にすることはとても価値があります。
以上のような方法を実践することで、セルフトークを活用して自己理解を深めることができます。
ちなみに
「心の声が漏れてしまった・・」の心の声は、もちろんセルフトークの一部です。
こちらも、心の声に気づいて→追いかけて→分析や変換をすることで自己理解を深めるヒントになりますので、小さな心の声であっても丁寧に拾い上げてみてください。
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