習慣化とイメージ力
イメージ力は大事と言われると、僕ならトップアスリートがイメージトレーニングの重要性について話すシーンが真っ先に頭に浮かびます。
勝負に勝つ自分を細部まで思い描くってやつですね。
でも、イメージで成功を引き寄せる作業は、別にアスリートに限定されたことではなく、習慣化においても同様に大切です。
習慣化のイメージとは
例えば、無意識で自動的に出来ている行動の列に新しい行動を加える/今やっている行動の直後に新しい行動をくっつけると考えるよりも
ぷよぷよみたいに今ある行動に新しい行動がくっつく
テトリスみたいに習慣と習慣の間に新しい行動をはめ込む
すでにできている行動に対して磁石で新しい行動がバチンと引き寄せられる
電車ごっこのように習慣の輪の中に新しい行動を入れる
コバンザメみたいに新しい行動が今ある習慣に張り付く
こんな感じで、自分がわかりやすいように視覚的にイメージできると、習慣化の達成率が上がって最終的には自分だけの「習慣の型」を手に入れることができるようになります。
習慣化のイメージトレーニング方法
お気に入りの習慣化のイメージが見つかったら、次はイメージを現実に変えていくために、イメージトレーニング・アウトプットを行います。
例えば
○ビジョンボード化
自分の習慣化したい目標・理想を写真や画像を使ってボードにまとめる
○ゲーム化
例えばシミュレーションゲームのように成功体験を重ねたり、キャラクターと自分を重ね合わせてモチベーションを維持する
○映像や音楽の活用
ゴールをイメージさせる映像や音楽を繰り返し再生することで、ポジティブな感情やモチベーションの維持につなげる
○日記や手紙の活用
日々の行動や感情を3行日記のような形で記録したり、未来の自分に手紙を書くことで習慣化への道標にする
○アファメーションの活用
「私は健康な習慣を身につけている」「習慣化の成功への一歩を踏み出している」といった言葉を使い、声に出して繰り返すことで意欲や集中力を生み出す
こんな風に具体的な方法に落とし込むことは、習慣化の過程を楽しいものに変えて、継続的なモチベーションの維持に効果的です。
さらに、ご自身の好みや目標に合わせて、いくつかの方法を組み合わせることで、より効果的な取り組み方法に発展させることができます。
まとめ
「イメージすればうまくいくから」と言われても、普段からイメージする習慣のない人にとってはハードルが高いかもしれません。
そんなときは、自分でイメージしやすいことを習慣化の流れに置き換えることで、イメージの解像度を上げやすくなります。
脳には、関心を持っていることや大事だなと意識している情報を積極的に取り込んでいく「RAS」という機能があります。
TVの今日の占いでラッキーカラーは赤と聞いたら、家の中や通勤途中にやたらと赤いものに目がいく・・カラーバス効果の方がピンとくるかもしれません。
このように、脳の働きの観点からも習慣化までの過程・目標達成への道において、言語化・視覚化は非常に重要な作業のひとつです。
まずは自分だけの「習慣化のイメージ」から見つけてみてください。
マシュマロはじめました。
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