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美術館で絵を見ている人、という景色も込みで、美術館が好きになる~2022年のまとめ②

2022年まとめのつづき。
前回は、8月までに見た、3本の展覧会のお話でした。

さて今回は。

<9月>
・ファン・ゴッホ~僕には世界がこう見える@角川武蔵野ミュージアム

・自然と人のダイアローグ@国立西洋美術館

・ブルーピリオド展

・装いの力~異性装の日本史@渋谷区立松濤美術館

・水のかたち~源平合戦図から千住博の滝まで@山種美術館

・古美術逍遥~東洋へのまなざし@泉屋博古館東京

・ルードヴィヒ美術展@国立新美術館

・ライアン・ガンダー~われらの時代のサイン@東京オペラシティアートギャラリー

・ゲルハルト・リヒター展@東京国立近代美術館

・芸術×力~ボストン美術館展@東京都美術館

ひと月でこれ。確実に沼ったご様子ですね。

当時、5本までは別のところに記録していたんですが、もう後半は沼りすぎて観に行きすぎて、書く時間がなくなってました。

でも、9月はほんといい美術展ばかりだったので、10月以降もずぶずぶと底なし沼でした。いい人生だ。

ちなみに、2022年マイベスト3が9月に集ってます。

1位はリヒター展。
2位はボストン美術展。
3位はルードヴィヒ美術展とライアン・ガンダー展。

リヒター展は書いてなかったけれど、がんばってさっき書き起こしました。

東京都美術館以外は、ぜんぶ初めての場所かな。

角川武蔵野ミュージアム

文豪の作品タイトルをキーに、阿頼耶識にアクセスした感があった本棚劇場。

国立西洋美術館

B'zのライブはライブハウスじゃなくてドームでやるべきって話をしています。(たとえ話です)

ブルーピリオド展

アートって難しくないよ、自由に楽しんでいいんだよって思わせてくれるとてもいい展覧会でした。

装いの力~異性装の日本史

渋谷区立松濤美術館。

真面目な異性装の歴史展だったのですが、書きあぐねたまんまでした。
近世より前は割といろいろ自由でよかったわよね。近代で西洋の精神医学が持ち込まれてから、なんかいろいろタブー化されたとか。
リボンの騎士や、ベルサイユのばらの原画もありました!

山種美術館

熱心に「作品を見てる人」を見て、その真っすぐなエネルギー、なんかいいなぁと思ったのでした。

泉屋博古館東京

よい空間でした。BTSを踊りたくなりました。(褒めことばです)

ルードヴィヒ美術展

初めての国立新美術館。乃木坂駅からアクセスよくていいですね。
ここも、展示空間がとてもよくて。
はー、天井高いなぁ~、とか。壁の色(作品の背景)の青がとてもいいなぁ~とか、あれ?この青は、あっちの部屋の青と違う??同じ??とか、キョロキョロしてました。

作品リストを眺めながら、あそこにあったあの作品がよかったなぁっていうのはいくつかあるのだけれど。自分のために書くと、6番の部屋のは割と覚えていて、「正方形へのオマージュ:緑の香」、「天使の5つの翼」、スチール製の「無題」、釘の作品「大きな螺旋 I(黒)と大きな螺旋 II(白)」がよかったなぁ。7番の部屋の黄色い作品はどれかな、「無題」かな。

ライアン・ガンダー~われらの時代のサイン

東京オペラシティアートギャラリーは、現代アートに強いのかな。
現代アートは特に興味はないかなぁって思ってたんだけど、行ってみたら意外とおもしろくて。よかったな。

ライアン・ガンダーが選ぶ収蔵品展というのもやっていて、それもよかったなー。

ゲルハルト・リヒター展

2022年マイベスト。作品を見ている人のオーラがとてもいい。

芸術×力~ボストン美術館展

東京都美術館。
芸術×力。
ほんとに、力を感じましたね……。絵で権力を誇示するという意味もあるのだけれど。

クリアファイル買った

このナポレオンの絵が一番最初にあって。シンプルに圧倒されました。
これが見られただけで、来てよかったと思った。

他の作品もそうでしたが、単純に、大きな作品には力を感じますよね。それを仕上げるだけのパワーが、画家にもいるので。

9月はこんな感じで沼に突入しまして。
10月からはさらにひどいことになりました。(ひどいとは)

つづく。


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