水曜日の本棚#23 おうち性教育はじめます

今回は、しのごの言わず、このテーマに関して興味のある方は本当に読んでもらったほうがいいと思うので、最初にリンクを貼っておきます。

アイデンティティ、自分を尊重すること、そして相手を尊重すること(人権ってやつだ)、etc... 人間の「生」の根っこにあたる部分が「性」だと思うので、生きる上でこの周辺のことについて茶化さず学んだり話したりするってかなり大事だと思ってきました。ゆえに、遅れている日本の性教育に疑問を感じていたのですが、自分が親となって「疑問」とか言ってる場合じゃないと思うように。

だって、誰かがしてくれないなら、わしが自分でせんといかんー!

世界はすでに「性教育」(Sex education、生殖や性行為について)から「セクシュアリティ教育」(Sexuality education、生物学的な性やジェンダー、性的指向、喜び、生殖などなどを包括)となっており、その開始も幼児期から、がスタンダード。純粋に自分の体に興味が出てきたり、下ネタ期があったりする2-3歳からがベストと聞いたこともあり、子どもが1歳半を過ぎたあたりからこの手の本を読むようになりました。

で、この本は、いままで読んだ性教育の本のなかでいちばん納得でした。とくに父親がどう行動するべきか、とか(以前読んだ性教育の本は、父親に協力を求めるのは無理だから母親がすべし的に書いてあって投げ出した)が具体的だし、変に「素晴らしいことよ!」みたいな押し付けもないし、漫画だし読みやすいし!(大事

わたしがいちばん印象に残ったというかゾッとした点は、プライベートパーツの扱いについて親側がしっかり線引きしてあげないといけない、という点。オンラインでも読めるようになっているのでこちらも貼っておきます。

また、後半は、大人として感じる「"セックス"が持っている様々な面についてのモヤモヤ感」を明確に言語化してもらった感じで目が見開かれる思いでした。

アツくおすすめ!

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Thank you for reading!