「わたしを不安にさせないで」
自分の言動をよくよく観察してみると、気づくことは多い。
誰かのことを心配している、と思っていても、
自らの内をじーっと覗いてみると、真相はちょっと違う。
純粋な心配というより、
そのことによってなんらかの影響を受ける(であろう)
自分の未来を不安に感じていることが多いし、
もっといえば、
そのことで自分の心がかき乱されることを嫌っていて、
そんな状態(心がかき乱されること)を避けるために、
なんとか相手をコントロールしようとしている。
あれこれ相手を問い詰めたり、
どうにかしてあげようとするのは、
つまりは自分の心が「怖いよー不安だよー」と騒いでいて、
それを鎮めたいだけなのだ。
「怖いよー不安だよー」がいつしか、
「わたしを不安にさせないで」
「てか、わたしを不安にさせるなんて許せない」
に易々と変わるのがホラーなわけですけども。
(しかも自分でも気づかないあいだに)
そっか、不安なんだねー
怖いんだねー
内側で震えている自分の不安や恐怖をしっかりと受け止めて、
ぎゅっと抱きしめて「大丈夫だよ」と伝えれば収まることなのだ。
それはまさに、子育てにおいて我が子に対してしてること。
だから、昔よりもこんな対処が上手になった。
インナーチャイルドって言いかたはあまり好きではないけれど、
ま、そういうこと。
これを読んでドキッとした方、
あなたは何を怖がってますか?
Thank you for reading!